第四話:噂の拡散 その1
注意:作者の過激な思想が反映されています。
またこの出来事の元になった出来事はございません。
怪談、それは怪しく話ではならない。
高校生が片手に書いた作品です。
表現力が足りていなかったり、誤字脱字があるかもしれませんが暖かい目で見ていってください。
作品をさらっと紹介
2024年の夏を舞台にある高校生が怪談に足を突っ込んでしまう物語。
※この作品での出来事は全て空想です。
作品に登場する団体は現存する団体などとは一切関係ありません。
「なんでだよ。なんで僕がこんな目に...」
1
「パパ行ってらしゃい」
息子は手に持ったおもちゃを振りながらそう無邪気に言った。
「おう、行ってくる」
僕はしゃがんで息子と同じ目線で微笑みながらそう言った。
息子は夏休みに入った。
毎日いるのは少し鬱陶しいがそれ以上に愛しさを感じている。
僕は歩いて近くの最寄り駅に向かう。
なんという猛暑なのだろう。
僕はカバンから水筒を取り出して水をゴクゴクと勢いよく喉に流し込む。
そういえばいつもならここいらで小中学生とすれ違うのだが。
もう夏休みなのだろう。
駅に着きいつも通りの電車にいつも通りに乗った。
「少なくなったな」
そうぼやいた。
高校生も夏休みなのだろう。
ガラガラだ。
いつもは席に座ることはできないけど今日は違う。
僕の乗った車両には人っ子一人いないので気を使って座らないということはしなくてもいい。
「フー」
いつも立って目的地まで向かっているので想像以上の楽さに驚愕。
目的の駅に着いた。
「あ、先輩。おはようございます」
別の車両に乗っていた僕にすごく懐いてくれている2年目の後輩が話しかけてくれた。
「おはよう」
僕はそれに笑顔で返す。
「先輩、明日あたりにでもご飯行きません?誘っておいてなんですけど、俺今月少し厳しいんですよ」
ごまをするような手の動きをしながらそう言ってきた。
割り勘して欲しいということだろう。
懐いてくれている可愛い後輩。僕も彼のことが好きだ。
だから
「仕方ないな。今日でもいいか?」
「構いませんよ」
ニヤニヤしながら僕に敬礼してきた。
元気があってよろしい。
僕もつい笑えてきてしまった。
「さ、そうと決まればさっさと終わらせて残業せず帰らないとな」
俺は彼に笑顔で目線を送りながらそう言った。
「そうすっね、頑張りましょう」
ほんとやる気があってよろしい。
若いっていいな。
2
みんなは物事の前後を気にするだろうか?
インターネットに転がっているWebサイトの題名だけ見て内容を理解した気になったりハイライトだけ見てみた気になったりしていないだろうか?物事の前後そして中身は大切である。
見出しというのは少し過激に書き視聴者、読者の興味を惹く。中身を見てみるとそんなことないということもざらにある。
ある人が一方的に怒られている場面を見た時怒られている方が悪いと思うだろう。
しかし前後を見てみるとそんなことなく逆ギレだったということだってある。
一部だけ見て物事を決めてしまうのは良いのだろうか。
3
「疲れたな」
僕は嫌味ったらしく彼の方を見てそう言った。
「はい。ちょっと残業しちゃいましたね」
彼は清々しい笑顔でそう返してきた。
「それはお前の仕事が終わらなかったからだろ...」
俺は呆れた目線を彼に送った。
「すんません」
対してあいつは憎めない笑顔を僕に飛ばしてきた。
「ちょっと遅くなっちゃいましたけど行きますか」
「どこ行きたい?」
彼はすこし考えてこう言った。
「そっすね....焼き鳥とかどうですか?」
「わかった」
これは酒が進むな。
僕は妻にこのことを伝えるメールを手早く送った。
「先輩キーボードで入力してるんですね」
後輩が僕のスマホを覗き込んできた。
「あぁ、フリック入力になれなくてな」
僕たちは近くにある焼き鳥屋さんに入った。
「確か先輩ってお子さんがいますよね。可愛いすっか」
彼は酒の入ったコップをドンと机に置き俺に詰めるようにそう言った。
「まぁな、ちっと面倒なところもあるけどな」
俺は少し微笑みながらそういう。
「今度合わせてくださいよ」
めんどくさいガキのような態度をとってきた。
俺はそれを見て少し笑えてきた。
「またな」
「言質とりましたからね」
彼は少し大きな声でそう言った。
「わーたよ」
僕は酒を呑みそして焼き鳥をおもむろにに頬張った。
「そういえば先輩この話題知ってますか?」
そう言いながら後輩は僕にスマホの画面を見せてきた。
「これって、あれか、怪物がどうのこうのってやつか」
それは巷で噂になっている青い化け物についてだった。
「そっす」
「こんなの信じるやついるのか?」
「それがいるんですよ。面白いんですよね」
そう言って誰かのSNSのアカウントを見せてきた。
「なんだこれ?」
僕は画面に近づき目を細めた。
「なんかこう言う怪物の情報を集めてそれを解決する的なアカウントらしくて情報が真実だったら一番初めの投稿主にお礼をするって感じらしくて」
哀れなことをするものもいるものだな。
「面白いことをする奴もいるんだな」
「ですよね」
俺は酒を飲み焼き鳥を一口食べた。
「うまいすよね、ここはネギまでも高級な味がしません?」
高級感は感じないけど炭で焼かれたネギがうまいのは真実だ。
「そうだな」
「あ、これ見てくださいよ」
すると彼はまたまたスマホの画面を僕に見せてきた。
「ここって先輩の家の近くじゃないですか?」
そこに写っていたのは少年一人が行方不明になったという事件だった。
「まぁ近くと言えばそうだけど、この辺りには行ったことないぞ。でこれがどうしたんだ?」
普通と言ってしまうのは当事者に失礼だ。
でもこれは平凡な事件じゃないか。
「いや特別何かってわけじゃないですけど、気をつけてくださいね」
なるほどな。
「あぁわかったよ」
彼には申し訳ないがこんなことに細心の注意を払うくらいならハニートラップに気をつけたい。
食べ終わり会計を済ますと僕たちは最寄りの駅まで歩いた。
「あ、」
声そんな声と共に彼はふらっと転びそうになった。
僕は咄嗟に手を出して彼を体で支えた。
「大丈夫かよ」
「すいません」
彼は苦笑いしながらそう言った。
電車に乗って僕が降りる時
「じゃ、また明日」
「お疲れ様です」
そう会話を交わした。
僕は家に着いた。
「パパおかえり」
「ただいま」
我が息子が出迎えてくれた。
4
今日も僕はいつも通りに出勤。
ちなみに現在六連勤。
駅から数分歩いて会社に行く。
今日はいつも昨日よりも暑い。
まるで砂漠を歩いているかのようだ。
淡々と歩いていると前方で歩いていた女性の様子が少し変だった。
なんだかよろよろと歩いてるな。
どうしたのだろうか。
そんなことを思っているといきなり女性がバタッと倒れた。
「大丈夫ですか」
僕は反射的に女性の元に駆け寄った。
僕は彼女の腕を掴み脈を確認する。
脈が弱い.... 呼吸もぎこちない。
僕は周りを見渡す。
コンビニがあった。
僕はそこに一目散に走ってAEDをもらってきた。
彼女のもとに滑り込み僕はAEDを使う。
すると騒ぎを聞きつけた大衆たちが群がってきた。
何もしないで集まる野次馬は本当に邪魔でしかない。
僕はAEDの指示通り彼女の服を脱がそうとする。
女性の体に触るのは緊張してしまうがそれを理由に目の前の命を救わないと言うのは大人として正しい判断とはいえないと思った。
僕は意を決して服を破る。
どこかで聞いたことがある、素肌に張ることができるならブラは外さなくても使えると言うことを。
AEDをつけ終えたらシステムから流れる音声に従って操作を始める。
操作を始めて少しすると
「ケホッ」
咳をした。
僕は安堵した。
それと同時に観客の中の誰かが呼んでくれたであろう救急車が来てくれた。
役の立つやつもいるものだ。
ふとした際に視界の中に腕時計が入り込んだ。
「やばい。時間が」
僕は近くにいた人に後を託して会社に大急ぎで向かった。
会社に着くと僕はこのことを後輩に話した。
「すごいじゃないですか。いやー尊敬しますよ。目の前で人が倒れて咄嗟に行動ができるなんて」
とキラキラした目でそう言ってきた。
「まぁな」
僕は赤面しながら頭をかいた。
「で、その後どうなってんですか?病院に行ったとか」
興味津々に物語の続きを求めてくる。
「いやさ、出勤時間ギリギリで救急車がきたのは見たんだけどな」
「そっか。じゃ多分助かってそうですね。明日ニュースで取り上げてられるかもしれないですよ。通りすがりの人助けって」
「かもな」
こんな楽しい会話に水を刺してくる奴がいた。
上司だ。
「おいそこ、話してないで仕事やれよ」
「うっす」
そう後輩が返事をする。
上司は少し呆れた顔をしていた。
「怒られちゃいましたね」
ヒソヒソ声で笑いながら僕にそう言った。
昼になった。
僕たちは食堂に向かった。
頼んだ料理を机に運んで椅子に座った。すると後輩は隣の彼の同僚に
「知ってるか、俺の先輩が今日人助けたんだってよ」
そんなことを何人にも伝えている。
恥ずかしいからやめてくれと言ったが
「何言ってるんですか。こう言うことを広げて評判を良くするんですよ」
とのことらしいので止めるにも止められなくなってしまった。
この噂は昼の間に激流の流れのごとくとてつもない勢いで拡散してほとんどの人が知っている状態になった。
5
「おかえりパパ」
「ただいま」
僕は息子の脇に手を入れた高く持ち上げた。
「いえーーーい」
こうやって無邪気に喜んでくれるのでやめられないのだ。
「おかえり」
妻からもだ。
「ただいま」
そう返した後目線を落として息子にこう言った。
「我が息子よ。パパはな今日人を助けたんだ」
僕は息子と妻に朝のことを話した。
「すごい。パパ」
息子は無邪気に褒めてくれた。
僕の口角が上がってしまった。
「そういえば昔も助けたはよね」
そうだった。思い出した。
妻との出会い。
それは7年ほど前のことだ。
6
会社の飲み会の帰りのことだった。
このころはまだ酒に慣れていなくて酒が飲めずシラフの状態。
僕は酔っ払った同僚の肩を支えながら駅に向かっていた。
「なぁりょうすけ、水が欲しいな」
「りょうすけって誰だよ、昔の友達か?」
「あれ違ったか?」
呂律が回っていなくて聞き取りにくい。
「まぁ誰でもいい。ほら水だ」
僕は同僚に水を渡した。
「うっめーーー」
すごい勢いで水を飲み干していた。
フラフラ歩く同僚を連れて少し歩くと
「あーあそこの、あそこのベンチに座ろう」
同僚はあるベンチを指差してそう言った。
「早く帰ろうぜ」
僕は言葉に呆れた感情を乗せてそう言った。
「いやちょっとだけ。」
この思いは彼には届かなかったらしい。
僕はイヤイヤ同僚を連れてベンチに座らせた。
「なぁりょうすけ、水くれよ」
「だから僕はりょうすけじゃない。水ならついさっき飲んだろ」
「あぁ?水をくれよ」
もう手元に水はない。
僕は渋々近くにある自販機に向かった。
「後で請求しないと」
そんなことを思っていると視界の中に人影が入り込んだ。
こんな時間に珍しいなと思った。
その人影に違和感を感じるよう。
片方がなんだかフラフラしている。
その瞬間だった。
「倒れたッ」
思わず声に漏れた。
片方の人影が倒れた。
僕はすかさず走り出した。
「ねぇ、まさと、まさと、大丈夫?ねぇ?ねぇ?」
隣にいた女性がそう倒れた男性に言っていた。
「どうしたんですか?」
そう僕が言うと焦った声で女性が
「弟がいきなり倒れて」
僕は状況を確認。
心臓が..
僕は咄嗟に心臓マッサージを始めた。
その時ふと思い出した。
そういえばアンパンマンのマーチだっけ?
そのリズムでやるといいって
「そおだ、恐れないで、みんなのために、愛と...」
必死になってやっていたのでどれくらいのやっていたかわからなかった。
でも弟が息を吹き返してくれた。
「まさと、まさと。よかった」
女性はすごく喜んでいた。
「ありがとうございます。ありがとうございます。ありがとうございます」
女性は謝り倒した。
「大丈夫ですよ。困った時は助け合いですよ」
僕はそう言って同僚の元に戻ろうとした。すると
「あの、何かお礼をしたいんです」
すると女性は紙を取り出してパパッと何かをそこに書き込んだ。
「これ私の電話番号です」
「ありがとうございます」
人の電話番号を受け取るのは疑問が残るが受け取らないのは相手に失礼だと思う。
なので俺はそれを受け取った。
「同僚を待たせてるんです。また連絡しますね」
僕はそういいその場を立ち去った。
僕は同僚の元に戻った。
「りょうすけ、水をくれ」
あ、忘れてしまっていた。
「わり。買ってくる」
僕は自販機向かって走り出す。
「りょうすけ、水をくれ」
彼はその言葉を言い続けていた。
7
「あの時あなたがまさとを助けてくれたんだよね」
「そうだったな」
僕たちは昔の話しに浸る。
あの頃は気楽だった。
でも戻りたいかと言われるとそれは受け入れられない。
「パパすごい。」
僕にはこの子がいる。
僕は息子と同じ目線になって
「すごいだろ。」
自慢という字を目に写しそう言った。
「ねぇパパ、あのね、あのね、僕もすごいんだよ。これを見てよ」
そう言うと息子はリビングに向かって走り出した。
「こら、走ったら危ないよ」
妻が笑いながらそう言った。
息子は一枚の大きな紙を持って来て僕に見せた。
「どう?見てみて、これがパパでこれがママ。すごいでしょ」
それは頭足人だったが必死に書いたのが息子の表情から伝わってくる。
「すごいな。うまいぞ」
そう言うと息子はすごく喜んでいた。
「あのね、あのね、パパ、新しいお友達ができたんだよ。でね今日ね二人でSwitchを作ったんだ」
紙のゲーム機で喜んでくれるなんて..そういえば僕も小さい頃友達と紙のゲーム機を作って遊んものだな。
「それ、パパに見せてくれよ」
「いいよ」
すると息子はまたリビングに走って行った。
8
翌日周りの反応に違和感を覚えた。
電車に乗っているとやたら周りが僕のことを見てくる気がする。まぁ自意識過剰なのかと思ってそのまま会社に向かった。
会社に着くと後輩の大きな声が聞こえた。
「先輩がそんなことをするわけがないじゃないです。」
なんのことだろう。
何か資料でミスをしてしまったか?
そうならば早く行かなくては。
僕は彼のもとに向かった。
「あ、先輩。先輩確か昨日人を助けたんですよね。」
「あぁそうだよ。それが?」
「これを見てください」
彼は僕にスマホを見せて来た。そこには僕が写っていた。
「なんだこれ」
それは僕が倒れた女性の服を破りてブラ状態にしている、ただそれだけの動画だった。
「これはどういうことですか?」
周りの社員が僕に詰め寄った。
「いや、それはAEDをつけるために...」
「そうっすよね。ほらお前ら俺の先輩がそんなことをするわけがないだろ。ふざけた噂に流されているんじゃない。」
普段は温厚な彼がこんなに声を荒げている姿を見るのは始めだ。
それはさておきわかった気がする。
電車で感じた違和感。
それはこの動画を見た人々からの辛辣な視線だ。
「どう言うことだよ。なんでこんな動画が出回ってるんだよ。おかしいだろ。僕はこの後AEDをつけて蘇生をしたぞ」
僕は大声を張り上げてそう言った。
「切り抜きって奴ですよ。全体の一部だけを抜粋した奴、要するに偏向報道って奴ですよ」
僕はこの後上司に呼ばれた。
どうやらこの動画は上司の目にも入ったらしい。
僕は昨日の出来事を熱弁する。
しかし僕が昨日ほんとに蘇生をしたと言う証拠はない。
なんせ救急隊が来る前にその場を去ってしまったからだ。
「とりあえず、君には事態が収束するまで謹慎処分になってもらう」
上司は僕にそう告げた。
「そんな、俺はただ人を助けただけですよ」
認められない。納得がいかない。
「でもこれを見たら君が倒れた女性に性的なことをしているようにしか見えない」
僕は絶望した。
「なんでだよ。なんで僕がこんな目に...」
僕は上司に言われたように自宅に帰ろうとした。
「先輩ッ」
後輩が必死に駆け寄って来た。
「どうしたんですか?もしかして帰れって?」
荒い呼吸の中そう問いかけた。
「あぁそうだよ」
僕は必死に笑顔を作りそう答えた。
「そんな、おかしいですよ。先輩はただ人を助けただけなのに」
「確かにな。でもあれを見たら誤解してしまうって」
後輩は一瞬黙ってしまった。しかし
「許せない。あんな悪質な切り抜き」
後輩は僕以上に怒っていた。
「悪いな。少しの間来れないと思うけどしっかりやれよ」
僕は彼に顔を見せずそう伝えた。
「待ってください。先輩ッ」
僕はそんな声を無視して自宅に帰って行った。
「待ってますからね。それにお子さんに合うって言質とってますからね」
彼は泣きそうな大きな声でそう言った。
そのまま駅に向かった電車に乗るも視線が痛い。ついには
「なぁあんたこの動画の会社員だろ」
電車に乗っている客に問い詰められた。
「違います」
そうです。とでも言ったらどうなることか。
「あぁ...すいません。人違いみたいでしたわ」
一部しか見ないで全てを見た気になりやがって..
いつのまにか僕は握り拳を作っていた。
電車がついて家に帰ろうかと考えたが家には帰らなかった。僕は今家の近くの公園にいる。どうすればいいのかわからない。
時間が終わらせてくれるのか.....
どうすればいい?
そんなことを思いながらベンチに深く座った。
くそが...
髪の毛を掴み掻き回す。
そんな時だった。
「あの...泣いてます?」
声がした。
そのおかげで気づいた。
僕は泣いていた。
もう太ももの辺りが水浸しだ。
僕は声の主を見る。
そこには青髪の高校生がいた。
いかがでしたか?
少しずつでも表現力を手に入れていきます
さてこのエピソードは24年の9月ごろに書いています。
たまに取り上げられる男性は女性にAEDを使ってもいいのかという話題を元ネタにしています。
これについては医療目的なので裁判で負けることはありません。
まぁそれはそれでいいんですけど問題は裁判になった時点で社会的地位がなくなるってことですよね。
まぁ訴えられることなんてないと思っていたのですが...
なんと訴えられた事例ができちゃったんですよね。
和解したんでしたっけ?
でも恐ろしいですよね....
ほんと世知辛い世の中です。
では軽く登場人物のプロフィール紹介といきましょうか。
名前:アスノソラ
生年月日:2008年4月(16歳)
身長169cm
体重51kg
趣味:絵
説明:最後の最後にチョロっと出てきた青髪の高校生。
次回は語り部です。
名前:永坂(会社員)
生年月日:1990年6月
身長:175cm
体重:63kg
趣味:カメラ
説明:今エピソードの語り部。
困っている人を見逃せないタイプ。
かなり一途な性格で子供の頃に買ってもらったぬいぐるみをまだ持っている。
名前:小池(後輩)
生年月日:1998年12月
身長:178cm
体重:60kg
趣味:プラモデル
説明:人懐っこい犬のような男。
永坂のことを慕っている。
なお永坂がいなくなってからは一匹狼になってしまった。