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追放された平凡王子は天才冒険者とパーティーを組む  作者: アークマ
一章 追放と始まり
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パーティー

 親分男は手探りで攻撃しはじめるがコープスは親分男にゆっくり近づきまずは背後から片腕切り落とす。ナイフを持ってない方の腕だ。


「ぐっ!このお!」


 親分男は片腕を斬り落とされたあと斬りおろされた片腕から出る血を利用し声の聞こえた方に攻撃する。そしてこれもミナキが引き寄せた不幸か俺とミナキのもとにだけ血しぶきがとぶ。


「せいっ!」


 コープスは血が俺たちに当たる前に全て剣で血を受けとめる。


「くそ、くそが!男なら正々堂々ときやがれ!」

「その言葉そっくりそのままおかえしします。でもそろそろやりすぎだと感じてきたので」


 コープスは親分男の背後に立つと親分男の胸部をめがけて刺す。親分男はコープスの攻撃が見えずただ刺された後「ごふっ」と血を吐いてその場に倒れた。


「そこのもう1人」

「ひ、ひぃぃぃ!なんですか!なんでもしますから殺さないで」

「何もしやしないよ。責任は親分にとってもらった。お前は見逃してやる。こいつの遺体もすきにするといい」


 コープスは親分男の遺体を指でさすと子分男はただ「ひぃぃぃぃ!」と言いながら俺たちの前から逃げた。


「仲間の、親分だと思われる男の遺体を置いて逃げるだなんてつくづくクズのような男ですね」


 コープスは子分男が逃げた後剣を鞘に収めると俺は


「それよりコープスさん。この遺体どうするんですか」

「どうするも何もこうします。カスマ、ミナキさがって」


 俺はコープスに言われた通りにミナキとある程度離れると


「ファイアーブラスター!」


 コープスは親分の遺体を火魔法で完全焼却する。すげぇ。骨も残っていない。


「もし何か言われた場合は全て私のせいにしておいてください。慣れてますから」

「ばか!慣れたらダメだ!こんなことでコープスさんが手を汚す必要なんかない!」

「そうなの!コープスお兄ちゃんがあんなやつのために罪を背負う必要はないの!もともとはミナキが悪いの!だから罪はミナキが背負って」


 俺とミナキはコープスのために怒るとコープスはボーッとした顔で


「な、なんだ。俺たちなんかへんなこと言ったか?」

「いやすまない。そんな心配されたのは初めてでね。どんな顔したらいいかわからないんですよ。笑うとか泣くとか驚くとかいまいちわからないですよ。憤りとかはなんとなくわかるんですが」


 コープスは俺たちに言うとミナキはコープスにしゃがむように言った後コープスの頭を撫でていた。


「よしよしなの。コープスお兄ちゃんはミナキを助けてくれたすごい人なの。仲間の心配をしたら嬉しく感じてほしいの」

「嬉しい、か。わかりました。できるだけそう思えるよう頑張ります」

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