ダンジョン
よろしくお願いします。
ピロンッッ。あなたの職業は【万能持ち《A》】です。
ーーーーーーお?おや??これはもしかして、、
「「超有能ジョブなんじゃないのかッ!!!??」」
「おめでとうございます。新スキル、【全体性枠】が与えられます。」
俺は、もしかすると。いや、もしかしなくても…。これはまさに!チート性能満載のゲーム(仮)に迷い込んでしまったようだなっっ!。
「優紀様。喜ばれているところ失礼ですが間もなくチューとリアルが始まります。準備ができ次第、転送いたしますので質問などあればお早めに。」
「あぁ。わかったよ。だけどその前にこのジョブの詳細を教えてくれ。」
「承知いたしました。優紀様の場合ですと、【万能持ち《A》】でございますので他の万能持ちの方々よりも比較的成長が早く出来るようになっております。しかし、短所もあり他の方型よりも耐性が付きにくいというのがなんてんでございましょうか。おそらくこれから様々な経験の中で実感していただけると思います。説明は以上です。」
「ありがとう。まぁ、なんとなくは分かったよ。つまりは状態異常に極端に強い奴になるってことだろ??比較的良さそうなので良かったよ。思ったよりも地味だったけどな。」
俺が想像したのは「万能」なんて付いているからてっきり何でもできるようになるのかと思ったよ。まぁ、俺のステータスに合わせたんならそんなもんなのかな。
「では、もうすぐ出発の時間ですね。転送を始めます。」
システムがそう言うと、周りの空間自体がぽわぽわと光りだした。これは想像通りでそんな驚きはしないが、改めて現実とはかけ離れた場所に来てしまったんだと自覚する。
「短い時間だったけどありがとうな。また会おうぜ!」
「はい。健闘を祈ります。」
ーーーーそういって俺は転送された
のだが、、
転送されてからかれこれ2時間ほど経っただろうか。時計が無いから正確な時間は分からないが、長い間ダンジョンらしきものの入り口で放置されている。
「いや、チュートリアルってなんの説明も無いもんだっけ?もっとガイド役みたいなのがいて手取り足取り教えてもらえるものとおもっていたのになんで放置ッ!」
どれだけ問いかけても反応がないので俺はダンジョンンの入口を開けることにした。
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