プロローグ まずは自分が死んだ時を振り返るものだよね?
「あああああああああああああああああ!」
思わず叫んでしまった……まさか私がこんなめにあうなんて…異世界転生、しかも乙女ゲーのヒロインに転生するなんて!
「リーネ、うるさいから寝なさい…」
あっ…忘れてた…そうだ、今はまだ朝の4時……お父さんたちはまだ眠ってる時間帯だ。うん。パニクってるね…1回情報を整理しようかな…
私はリーネ・フェルツ、フランツ王国の片田舎の町ユネアに住んでる薬屋の両親の一人娘。今年で16歳。今年から初めての学校生活!ができることに夢心地な女の子。だと思ってたけど私は転生者だった…!前世は社会人のゲームプログラマーの研修生だった浅村優香。勉強も運動も顔も平均の目立たない地味子ちゃん…恋人いない歴=年齢の24歳だけどパソコンと妄想だけは人の何倍も強かった!
…自分で言ってて辛くなってきた…
そしてこの世界はあの伝説の乙女ゲー「薔薇色の王国と恋人」の世界だ(おそらく!)この乙女ゲーは典型的な乙女ゲーで12人の攻略対象を攻略していくゲームだ。ただ1人しか選べないということがなくハーレムを築けることが大人気となっていた。かく言う私もこのゲームに廃人となった1人でその中でもフランツ王国皇太子レオンハルト様と義弟のエースくん、商人のクリス様のハーレムを築いていたものだ…
そしてここ大事なところ!そのメインヒロインがこの私、リーネ・フェルツなのだ!そして私が彼らの通う王立学院に通うきっかけが起きるイベントがもうすぐあるのだ!
よし、整理がついた。私はハーレムを目指す!待ってなさいよ!王子様たち!
初投稿です…(確か)駄文の天才なので読みにくいと思いますがどうぞご贔屓頂けたらありがたいです。