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『鍵(カギ)による、支配と解放』⑺



理由と言うものは、弁護であり、発語と行動のみが、その罪を決定強制する。

いつから人は、理由と言う真に便利な言葉を創造したのか、どんな理由であれ、犯罪は犯罪だ。


強烈なる白日の自白・・・誰だって知らない振りをするが、神はその罪を知っている、或いは黙認している。



流れに乗るというのは、厳密には鍵を捨てることだろう、鍵さえあれば、流れを塞き止めることが出来る。

しかしどうだろう、お前の持つ鍵が錆びてしまって、もう使い物にならないとしたら。


神は神を弁護する・・・神の持っている鍵は、神の為にしか有効でないとしたら、人間はどうしてもそのカギを手に入れることが不可能だ。



決定権の取り合いをする様だ、人々はしかし、鍵に依存している。遠い場所に出掛ける時、今此処の場所に鍵の使い道はない。

そしてまた、鍵を掛けられた存在は、沈黙しているのだ、不自由を持て余している。


果たして自由とは何か・・・それは不自由であることは明白だが、遂に鍵は鍵として機能しなくなる時がやって来る。

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