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『鍵(カギ)による、支配と解放』⑷



鍵を観念に変えれば、何かを停止させるための、一定の効果を持つ思想になるだろう。

それはまた、観念的である場合にのみ通用し、現実的には、ただの、一個の物質、鍵のみの存在である。


毎日の様に使い続けるのか、この鍵を・・・しかし、家の中の物を窃盗されては困るのは鍵の持ち主自身だ。



理由を述べよ、鍵を捨てない理由を述べてくれ、ここにノートと筆記用具を持ってきた。

すると、あれか、まだ終わりのない抽象物を具現化するための、用意周到な用意だな。


風が吹いて来た・・・お前は、此処についた時から、既に自然化され、風に吹き飛ばされる運命だったのだ。



位相が入り混じって、実体のない思想が空から降ってきた様に、感覚が感得した。

それでも、前へ進む自分は、どこへ足を踏み直し、踏み外せばいいのだろうか。


答えは此処にある・・・いずれ、山の頂点から欠落石に足を置き、落下する宿命だったのだ、氷が水に変容するように。


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