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『鍵(カギ)による、支配と解放』⑶



家を囲っているのは、壁でもなければ部屋でもない。丁度、外界へ出るために作られた、或いは「用意された」、玄関である。

玄関は、ただそこにあるだけでなく、鍵を掛けることが出来る点で、家で独立している。


無論、窓にも扉にも鍵はあるが、あの頑丈な鍵があるのは、玄関だけである・・・お前は知らないふりをしていた。



鍵を思想的範疇に捉えると、鍵は思想を超え、人間を非現実から現実へと連れてくる、囲われている、と。

しかしどうだろう、囲われたお前は、刃を向ける敵を認識しているはずだ、お前を囲った者だ。


テーゼは躍動する・・・いつまでも気付かないふりをしていると、今に年寄りになるぞ。



思ってもいないことが起きる魔法は、子供だけが持つ特別な胴体能力であって、大人にはそれはない。

大人は、子供を守るふりをして囲い、子供の能力を我が物にしようとする、何れ超えなければいけない壁だ。


日常に悪意はない・・・それは、自分の日常が、如何に非日常的かを知らない馬鹿者が言う台詞だ。


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