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4話

(凄いな此処は)


僕は今この光景に感動している。

まさしく中世ヨーロッパの世界を現実にした様な町並み。

そんな町並みの景色を堪能していたら一際豪華で大きな扉の前に着いた。


「此処が謁見の間です。詳しい説明は此方で行うので質問はそちらでお願いします。」


王女様がそう言うと扉が左右に開いた。


「よく来たぞ!勇者諸君!」


すると、金髪蒼目の王冠を被ったイケメンが豪華な椅子に座っている。


「我はエルシア国王のローレン=エルシアだ!勇者達よ!魔王を討伐して欲しい」


と言ってきた。やっぱりかと思いながら黙って聞いていた。


「国王様。私達は何の説明も受けずに此処まで来ました。なので説明してもらっても宜しいでしょうか?」


「了解した。ここ数年の間に魔王が復活するという神託がこの間告げられた。しかも今度復活するであろう魔王は歴代で最強であると言われている。このままではこの世界が魔族に侵略されてしまう。だから、それに対抗するために古い文献にあった召喚魔法を使って勇者を召喚したというわけだ。その文献では勇者達はステータスが軒並高く成長率も他の人間達よりも良いと書かれている。だから今回、勇者召喚を行なったという訳だ。」


「なるほど、状況は大体分かりました。でも、私達は元の世界で命を奪うということの経験がありません。そこに関してははどうすればいいんでしょうか?」


「それについては後々話すがまずは訓練をしてもらってダンジョンでレベルアップをしてもらうつもりだ。」


「分かりました。最後に質問ですが僕達の力はどうやって調べるんですか?」


などと少し長い会話があって、今更だという質問に国王は


「おっと、忘れておったわ。では、勇者諸君。自分の力を知るには『ステータス』と唱えてみるがよい。」


(おっと、やっと自分の能力が分かるんだな。)


と思いながらも、皆一斉に


「「「「『ステータス』」」」」


と唱えた時に目の前に薄透明の板みたいなのが出てきた。


「ステータスは確認できたな。では、前に居る兵士にステータスを見せるのだ。それを元にこれからの訓練メニューを決めるからな。」


と言ったので皆並んで兵士にステータスを見せていった。すると国王が、


「言い忘れておったが人族のLV1で平均ステータスはこうなっておる。」


と言ってきて大きなボードみたいなのに数字を書き始めた


(人族)

 体力 500

 魔力 500

 攻撃 100

 防御 100

 魔攻 100

 魔防 100

 敏捷 100

 精神 50

スキル

 人それぞれ

魔法適正

 0〜1、2個ほど

称号

 なし


となっていた。

それを聞いた時に自分のステータスを見てたらちょっと悲しくなってきたのですぐにステータス画面を閉じた。

すると、斗真達4人の順番がきた時に兵士から「これは凄い!」と声が上がった。

そのステータスがこうだ。


橘斗真

 LV1 人族

 職業 勇者

 体力 3000

 魔力 3000

 攻撃 600

 防御 600

 魔攻 600

 魔防 600

 敏捷 600

 精神 120

スキル

 言語理解

 能力解析 LV1

  ※対象のステータスを解析するスキル

   同レベルまでの隠蔽までしか看破出来ない

 剣術 LV1

 聖剣術 LV1

  ※勇者のみが使えるスキル

   聖剣を装備している時、全能力に(スキルLV×50)プラスされる

 限界突破

  ※精神が半分になる代わりに全能力値が10倍になる

   但し効果時間は3分間で、切れると激しい痛みに襲われる

 アイテムボックス

  ※容量は魔力量×kgまで入る

   生物は入らない

魔法適正

 火、風、土、水、光

称号

 希望の光

  ※勇者に与えられる称号

   レベルアップ時能力上昇大補正

   スキル経験値中上昇


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


斎田春正

 LV1 人族

 職業 拳闘士

 体力 2500

 魔力 700

 攻撃 550

 防御 400

 魔攻 100

 魔防 100

 敏捷 500

 精神 60

スキル

 言語理解

 能力解析 LV1

 体術 LV20

 拳闘術 LV20

 狂乱化

  ※精神の値が0になる代わりに(精神の値×10)を全ステータスに上乗せする

   但し、この間は暴走状態になる

魔法適正

 なし

称号

 勇者の仲間

 武神の加護

  ※レベルアップ時に体力,攻撃に能力値上昇大補正


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


百白秋

 LV1 人族

 職業 侍

 体力 800

 魔力 400

 攻撃 700

 防御 200

 魔攻 400

 魔防 300

 敏捷 700

 精神 400

スキル

 言語理解

 能力解析 LV1

 刀術 LV21

 縮地 LV1

  ※(スキルLV×m)間を一瞬で移動出来る

   但しこのスキルはレベルアップし難い

 見切り

  ※自分よりも実力が下の者の攻撃を見切ることが出来る

 心眼

  ※極稀に相手の一撃を完全に見切ることが出来る

魔法適正

 加速ユニーク

  ※魔力を込めるだけ敏捷が上がる

称号

 勇者の仲間

 侍の心得

  ※侍の道を突き進む者に与えられる称号

   レベルアップ時に攻撃,敏捷に能力値上昇大補正


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


夏目葵

 LV1 人族 

 職業 僧侶

 HP 1000

 MP 2000

 攻撃 150

 防御 150

 魔攻 500

 魔防 400

 敏捷 120

 精神 70

スキル

 言語理解

 能力解析LV1

 杖術 LV1

 料理 LV23

 気配察知 LV5

 並列思考

 アイテムボックス

魔法適正

 火、風、土、水、回復、再生ユニーク付与ユニーク

称号

 勇者の仲間

 恋する乙女

  ※恋をしている者に贈られる称号

   対象の人を思い、レベルアップする時能力値上昇中補正


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


というステータスがでてくる。斗真に至っては精神以外軒並平均の6倍を叩き出している。春正もスキルを使えば斗真のステータスをいくつか上回るし、百白さんも敏捷だけならクラスで一番で侍という希少な職業も取得している。夏目さんはステータスは他の3人と比べてそこまで高くないけど再生と付与の2つのユニーク属性を持っている。他の皆もこの4人ほどではないがかなり高いステータスになっている。最後に僕の順番が来た時に、兵士から


「次で最後だな。よし、ステータスを見せてくれ。」


と言われたので仕方なくステータスを開示した。


『ステータス』

主人公のステータスは次回に持ち越しです。

だんだんと設定が浮かばなくなってきました。

頑張って知恵を振り絞って書くのでよければ見て下さい。

ブクマ登録宜しくお願いします。

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