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2話

週明けの月曜日。この日は退屈な一週間の始まりの日でありこれから長くて辛い学校が始まる。


それはこの男、市川翔平も例外ではない。だが、この男の場合は少しだけ違った。


「はぁ。こんな退屈でつまらない日々早く終わってくれないかな〜(小声)」


つまり、この男は月曜日という日ではなく、何も変わらない毎日に退屈な思いを抱いていただけである。



主人公side


僕はいつも朝のHRが始まる前、自分の席に着いて何も考えずに窓の外を見ている。

今日もいつものように窓の外を見ていると


「オッス、おはようショウ!」


「うん、おはよう春正」


いつものように元気よく挨拶してきた男子生徒、斎田春正。彼は脳筋であるがその明るい性格からクラスのムードメーカー的存在である。こう見えて彼は結構頭が良い。成績は学年で一桁に入るほどだ。その上見た目も良いからかなりモテている。本人はあまり自覚が無いようだが…


「おはよう、ショウ。君はいつも窓の外を見てるね。あまり時間を無駄にすると後々痛い目を見るよ」


「どうも忠告ありがと斗真」


今度は凄い爽やかイケメンが挨拶してきた。

彼は橘斗真。成績は常に学年上位三位に入る位頭が良い。成績優秀だけでなく容姿端麗に運動神経抜群だ。ホントに絵に描いたようなスペックだと思う。1日に1回は告白されてるらしいという噂までたつ位だ。実際は2日に1回だが。


「相変わらずね、翔平」


「おはよう百白さん。まぁ、いつも考えてることだからね。」


彼女は百白秋。彼女は学校の2大女神の一人と言われている。美人で面倒見が良く皆の憧れの存在である。


「お、おはようショウくん」


「おはよう夏目さん」


彼女は夏目葵。もう一人の2大女神と言われている。天真爛漫で誰とでも仲良く話せるんだけど僕に話す時だけはいつもこんな感じである。


これがいつも一緒にいるメンバーである。

まぁ、僕が夏目さんと話す時だけは僕に向かって嫉妬の目が向けられるんだけど。その人は中村秀喜といって、少し前まではよく僕のことをいじめていたけど、最近はしてこなくなった。


そんなこんなで時間が経ちHRが始まる直前、急に床が光りだした。よく見ると幾何学な模様が浮かんでいる。


「うわっ!」


「なんだこれ!」


「早く教室から出ろ!」


「ダメだ、ドアが開かない!」


「嘘だろ!」


などという声があちこちから聞こえてくる中、僕だけは


(やっと退屈な生活が終わる!)


と思っていた。

その後一際強い光が発せられて皆の視界を塗り潰したのだった。

書き終えたので投稿しました。

ここからはまだ詳しい設定を考えて無いので時間が掛かりそうです。

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