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最終決戦その6

悪店長「・・・今更で申し訳ないが。私は間違っていたようだな」



ケンジ「・・・あぁ」



悪店長「状況を見てわかった。四天王はもうルーペしか残っていないようだ。」



ケンジ「多分」



悪店長「いや、シュク=ズゥとは長い付き合いだからな。居なくなっているのはわかる。ただエリに幸せで居て欲しかった。それだけだったんだがな・・・ルーペなんてものを作ってしまった責任はとるつもりだ」



ケンジ「死のうとか考えないでくれよ」



悪店長「・・・」



ケンジ「これ以上エリを泣かせないでくれ」



悪店長「・・・すまない。」



ルーペ「しんみりしてる所で申し訳ありませんが、皆様お疲れ様でした」



ケンジ「・・・ルーペ・・・」



悪店長「ルーペ!もう止めだ!世界征服なんてくだらない事は中止だ!」



ルーペ「えぇ・・勝手に終了してください。私は勝手にさせていただきます」



悪店長「・・・ルーペ、なぜだ?」



ルーペ「私は理科を司る者、そうあなたは作った。だから私は研究した。そして気がついた。今やっていることはくだらないという事に・・・。世界征服という目標を掲げるのであれば!中途半端にワイワイやってるほうがおかしんですよ!だから待った。いつかその正解征服を阻止する者が現れて四天王が減っていくのを!まぁ意外とあっさりとやってきましたが・・・。」



悪店長「一体なんのために・・・」



ルーペ「世界征服にきまってるじゃないですか!掲げた目標は到達するまで努力する!至極当たり前の事だと思いますがね!ただ、邪魔だったんですよ。老師もあの小娘も!コン=パスも!・・・・だが、小娘はお前達が預かり、シュクはコン=パスが倒し、そしてコン=パスは今死んだ!!・・・これをチャンスといわずしてなんと言う?」



ケンジ「貴様・・・!」



ルーペ「それに・・・私がただコン=パスを始末するためだけに悪店長にあんなロボを作らせたと思っているんですか?」



悪店長「どういうことだ・・・?」



ルーペ「あなたの精神が穂われ、そのままロボットが暴走して研究所を破壊すればそれでよし。万が一ロボットが破壊されてしまったら・・・、こうなるようにプログラムしていたんですよ!」



ケンジ「!?・・・破片が・・・」



悪店長「あ・・・あ・・!!」



ルーペ「私の体の一部になるようにねぇ!感謝しますよ!わざわざ装備を用意してくださってね!もちろん、ヒーローが非力なものを逃がす『今のうちに』なんてするつもりはありません。さぁ、悪店長をかばいながらどこまで戦えるでしょうかねぇ」



ルーペ、始動!!


以下次回

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