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エッジ、決意する。

マリア「エッジさん大丈夫でしょうか?」



裕 也「あれだけパワーアップしてるんだ、大丈夫じゃないのか?」



陣部長「歩くカタログみたいなもんだろ?一人でも平気だろう」



マリア「いえ、それは違うんです。」



裕 也「え?」



マリア「たしかにカタログのデータは全て入っています。でも、そのほとんどがエッジさんの体の構造を維持するために使用されているようなものなんです」



裕 也「それって、どういうこと?」



マリア「使用制限を設けているのはバッテリーの関係もあるんです。カタログも無限に稼動できるわけではなく、バッテリーが落ちてしまえばただのカタログ。つまり、過剰なアイテム使用はエッジさんにとって動ける時間を短くするようなものなんです」



裕 也「充電はしてないのか?」



マリア「夜に教えはしたんですが、エリさんを守るのが使命だと・・・」



陣部長「じゃあエッジの稼働時間に限界が?」



マリア「はい、おそらくあと数時間・・最悪1時間ないかも・・・」



ケンジ「大丈夫だろ」



裕 也「ケンジ君・・・」



ケンジ「自分が後どれくらい動けるかくらい知らなくて行ってるはずがないでしょうし、エッジもエッジなりの考えがあるんだと思います。信じましょうよ、エッジを」



マリア「そうですね、研究員の皆さん、エッジさんの反応がもしもなくなったら回収を・・」



裕 也「それに今は僕らもがんばりどころだしね」



研究所、東方面



シュク「さて、どうするかのう・・・ん?」



エッジ「捕まえてしまえばいい」



シュク「テリトリーリングだったか・・・なるほど、だが・・・」



エッジ「!?」



シュク「捕縛地図が1つしか出せないとは言ってないはずじゃが?」



エッジ「テリトリーリングの中を・・!?」



シュク「ワシをお空間で縛る事はできんぞ・・さぁどうする?」



エッジ「・・・・・視界が」



シュク「そういえばエッジよ、お主。基地を出たときから充電もろくにしてないのではないか?」



エッジ「・・・問題ない」



シュク「決着は早々につきそうだのぅ、・・・では、少しだけやる気を出させてやるとするかの。エッジよ、一つ教えてやろう。ワシの捕縛地図はワシ自信と特定の位置を伸縮・拡大する事ができる。それともう一つ・・・。ワシが定めたモノと特定の位置を拡大縮小する事もできる・・・。例えば、ここにある巨大な岩と、あそこの研究所のようにの」



エッジ「!?」



シュク「さて、どうする?縮小は瞬間。貴様が気がついたときにはすでにぶつかってるかもしれんぞぇ」



エッジ「・・・老師・・・。やめろ・・あそこにはエリ様が・・・」



シュク「言ったであろう。悪の道に入った以上、道を進むと・・・・・・」



エッジ「やめろぉぉぉ!」



シュク「・・・ほぅ、そんなにまとめて武器を出して大丈夫なのかぇ?」



エッジ「この後、どうなってもいい・・・老師、あなたを止めてみせる!」




以下次回

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