マリア、奇跡を起こす
ケンジ「お前は・・・」
???「怒りに身を任せすぎだ、余計な動作が多すぎる」
ジュウ「・・いや、まさか・・、しかし・・」
KID「ハカイ!ハカイ!」
ジュウ「KID!待て!・・・くそっシャドウパラライズは2箇所同時に作動できない!」
???「相変わらず正々堂々が似合わない怪人のようだな」
KID「・・・!?」
ジュウ「KID下がれ・・・その動き、コン=パスか!」
エッジ「その名はもう捨てた、俺はエリ様を守る者。エッジだ」
ケンジ「エッジ!治ったのか・・その体・・?」
時間は数十分前にさかのぼる。
場所、白金研究所。
マリア「お父様!!」
ギンガ「マリアか・・・すぐにでも装着テストを行ってくれ・・・」
マリア「はい!・・・あの、エッジは・・」
ギンガ「現段階では時間がかかりそうだ・・構造が複雑すぎる。たいしたヤツだよ、作った人は・・」
マリア「そうですか・・・」
エ リ「これが・・・エッジさん?ひどい・・・」
マリア「エリさん、必ず治してみせますから」
ギンガ「あぁ、一刻も早くな」
エ リ「エッジさん・・・必ず元に戻って・・・そしたら、そしたら今度はケンタンと一緒に戦って」
エッジ「・・・」
マリア「エリさん、行きましょう。とりあえず部屋で休んで・・・」
研究員「!?な、なんだ!!」
ギンガ「どうした!?」
研究員「わかりません!頭部以外は繋がってないはずなんですが・・・腕が・・・!」
エッジ「・・エ・・リ・・様・・・」
ギンガ「なにかを探しているようだ・・・」
マリア「・・・」
ギンガ「マリア!?何を・・」
マリア「お父様、カタログを使ってみてはどうでしょうか?」
ギンガ「カタログ・・・?そうか!ギフト機能を使えば・・・」
マリア「はい、ここまで動ける力が残っているなら、我々の研究の結晶、武器カタログのギフト機能・・・。つまり、ロシアンBOXの機能でエッジが望み、今欲しているものを出せる可能性があれば、自己修復も可能かもしれません」
ギンガ「さすが私の娘だ!それに賭けてみよう!よし!いますぐカタログのデータをエッジに取り付けるんだ」
研究員「はい!」
・・・およそ十年前
エ リ「わぁ!これパパが作ったの?」
店 長「そうだよ、これはね、エリを守ってくれるロボットなんだ」
コンパシュ「マモル!マモル!」
エ リ「おー!しゃべった!!」
店 長「すごいだろう!まだ実験だけどな、今度はもっと大きなのを作ろうかと思うんだ!店の宣伝になるくらいのをな!」
エ リ「ふーん!コンパシュ!よろしくね!これから私をずぅーっと守ってね!」
・・・・・・
研究員「!?」
ギンガ「・・・マリア、このロボットを製作した人物はわかるか?」
マリア「えぇ・・多分ですけど」
ギンガ「そうか、一度会ってみたいものだ・・・開発者として尊敬するよ」
エッジ「・・・」
エ リ「エッジさん!・・・よかった」
エッジ「エリ様・・・すみませんでした。俺は自分の使命を忘れていました。俺は悪店長の部下であるまえに、エリ様を守るために・・・。エリ様、なんなりとご命令を」
エ リ「う、うん!じゃあケンタンを助けに行って!」
エッジ「了解した」
マリア「・・・消えた、なんて速さなの・・・」
裕 也「裏切りからの復活、そしてあのナイトのような姿・・・ヒーローとしてうらやましすぎる・・!!」
復活を遂げたエッジ、さぁ反撃はここからだ!
まだまだ続く!以下次回!