ケンジ、あまり活躍せず
ケンジ「いやぁーすごかったですよ、部長」
陣部長「だろぉ・・現役時代よりなまってたがまだまだいけるな・・」
マリア「じゃぁもう私達が戦う必要なさそうですね」
陣部長「面倒だからいやです」
裕 也「そんな事言わないでくださいよ、敵だってドンドン強くなっているのにたまにはお願いしますよ・・」
ケンジ「先輩弱気になりすぎです」
裕 也「・・・そうだな、俺らしくなかった。」
陣部長「そうだぞ、つかみのネタすらやってないじゃないか」
ケンジ「ネタて・・・」
ウィーオン！ウィーオン！」
陣部長「敵が出たようだ、今回はでるつもりないからな！がんばれよ」
３ 人「了解！」
ルーペ「・・人間というのは実に愚かな生き物だ・・・科学という崇高な存在をロクに勉強すらしないのだから・・・」
ケンジ「・・・あいつ・・・怪人とかと違う、まえの伯爵とかいうやつと同じような力を感じる」
ルーペ「よくわかった・・・フリータン・・ブルーフラッシュ・・・プラチナンプラー・・・」
裕 也「俺達の名前を！？」
ルーペ「無残にやられる伯爵ではないわ・・・、戦った記憶、データを解析し、それを戦略として戦う・・・それが科学の力・・・伯爵の無念を形にしてやった・・・いけ！鉛筆伯爵ＨＢ！」
Ｈ Ｂ「・・・」
マリア「鉛筆伯爵！？部長が倒したはずじゃ！？」
ルーペ「伯爵の無念・・・お前達のデータ・・・そして、科学の力が合わさって誕生した鉛筆伯爵ＨＢだ。お前達を倒すようにしかプログラムされていない。こいつの目の前からお前らがいなくなった時点で、お前らをおびき出そうと街を破壊し始める・・・・。さぁ・・いけ！ＨＢ！」
裕 也「待て！・・・くそう・・逃げたか・・」
Ｈ Ｂ「倒す・・・ファイターファクトリー・・倒す・・」
裕 也「早い！？マリア君後ろだ！」
マリア「え・・・きゃぁ！」
裕 也「！？・・・ぐぁっ！」
ケンジ「吹っ飛ばしたマリアで先輩まで・・・フレイムセイバー！」
Ｈ Ｂ「・・・弱い・・・弱い・・」
ケンジ「こ、こいつ、硬い！！・・・あっ！」
裕 也「ケ・・・ケンジ君・・・・・部長がいてくれれば・・・」
マリア「・・・結局、前のも部長が倒したんですもんね・・・」
ケンジ「先輩！！！何いってるんですか！くぅ！！」
Ｈ Ｂ「・・倒す・・・倒す・・・」
ケンジ「頼ってばっかりで勝てると思ってるんですか？俺達はまだ四天王に攻撃を当てるという事すら成功していないのに！！俺達が強くならなきゃいけないんですよ！！先輩！！ヒーローが勝つためには何が必要だと思ってるんですか！！」
裕 也「・・・ケンジ君・・・そうだな・・・朝の特撮だとまだ１５分くらいだな・・・這い上がって、気合と勇気で勝つのがヒーローだもんな・・・」
マリア「・・・裕也様・・私も出来る限りがんばります！！」
ケンジ「そうこなくっちゃ・・ぐぁった！！」
裕 也「ケンジ君！！」
マリア「裕也様・・・まだ実験段階なんですけど・・・試してみましょう・・・我が白金研究所で試作が完成したんです・・・。使いますか？」
裕 也「あぁ！・・・こういう場合大抵は成功するもんだ」
ケンジ「大抵って・・・」
Ｈ Ｂ「うおおおおおおおおおお！！」
裕 也「いくぞ！マリア君！」
マリア「はい！レッドパニッシャー！！ブルーパニッシャー！」
裕 也「これが・・・新開発の武器・・・それにマリア君、性格が変わってないじゃないか」
マリア「これは、私が希望して作ってもらった武器ですから・・」
裕 也「そうか・・・わかった、いくぞ！マリア君！」
マリア「はい！・・いきましょう！裕也様！」
裕 也「おぅ！」
ケンジ「・・・俺のは？」
裕 也「ブルーパニッシャー！！」
Ｈ Ｂ「ぐぉぉ！！」
ケンジ「一発で吹っ飛んだ・・・すっげぇ威力。」
マリア「レッドパニッシャー！！！」
Ｈ Ｂ「がぁぁ！」
ケンジ「あの硬い装甲を軽々と破壊した！！・・・・で、俺の武器は？新しいのは？」
裕 也「マリア！」
マリア「はい！」
ケンジ「・・いいなぁ・・あれくっつくのかよ・・・」
裕 也「悪！」
マリア「滅！」
「「パープルファイナルブラスター！！」」
Ｈ Ｂ「ぎゃぁぁぁぁ！！！」
ケンジ「・・・強すぎだろ・・・」
裕 也「やった・・・。まだ戦えるんだ・・・」
マリア「裕也様・・・・、初めて呼び捨てで呼んでくれましたね・・」
ケンジ「そっちの方が嬉しかったのか！？」
マリア「当たり前です！」
ケンジ「あぁ・・・そう・・・、でもまぁ倒せたからよしとするか・・・それにしても・・・ルーペ博士だったか・・・、恐ろしい奴だ」
ルーペ「だろ？」
ケンジ「！？」
裕 也「ルーペ博士！？」
ルーペ「面白い研究材料をありがとう・・・、今日のところは引こうじゃないか。だが・・・、せいぜい強くなっておくことだな・・・はーっはっはっ！！」
ケンジ「待て！」
ルーペ「いやなこった！貴様が変なあだ名をつける事も調べがついているからな」
ケンジ「・・・・くそっ！」
裕 也「ケンジ君・・・つけそこねたのを悔やんでもしょうがないさ・・・たぶんこの武器もいづれは破られるだろう・・・僕達次第さ・・・」
ケンジ「・・・・そう・・っすね」
ルーペ「ふふふ・・・なるほど、白金研究所か・・・」
悪店長「お、博士なにやってんの？研究？」
ルーペ「悪店長ですか・・・。調べてたんですよ。あのファイターファクトリーの強さの秘密をね・・」
悪店長「ほぉほぉ！！で、何か分かったのか？」
ルーペ「白金研究所がスポンサーについているようですね。あいつらの使用している武器のロゴがすべて同じだ・・・それにしても・・」
悪店長「白金って・・・あの白金か？すごい所がスポンサーついてるなぁ・・・ルーペ博士、どうにかならないのか？」
ルーペ「・・・ふふふ・・・すばらしい性能だ・・・ブルーパニッシャー・・・レッドパニッシャー・・・、エネルギーの増幅率、圧縮率、破壊力・・・どれをとっても申し分ない・・・、秘密はあの本か・・・。よし・・・悪店長」
悪店長「ん？何？」
ルーペ「シュク＝ズゥ老師の手下に、あるものを奪ってきて欲しいのです。それさえあれば、我らの強化、および奴らの戦力低下も見込めるかと」
悪店長「本当か！よし！じゃぁ２、３０体出させよう！」
ルーペ「多すぎですね・・・１体で結構ですよ」
シュク「ふぇっふぇっふぇ・・・」
悪店長「お。噂をすれば。老師！ちょっといいか？」
シュク「なんじゃ？悪店長殿」
悪店長「ちょっと部下を１体出してくれ、で、えーと・・・何するの博士？」
ルーペ「・・・・老師、あいつらが持っている本。それを奪ってきて欲しいんだが」
シュク「・・・ふぅむ。まぁいいじゃろう・・・。明日にでも差し向けておくわぃ」
ルーペ「助かりますよ。・・・・コン＝パスさん、邪魔しないように・・・」
エッジ「・・・ふん・・」
はたして、老師の放つ刺客とは！？
ファイターファクトリーの武器が狙われる！！
ルーペのたくらみを阻止できるのか！！
次回もこのチャンネルに！
裕 也「フリィィィィィィチャァァァァァジ！！！・・・・い、いえた・・・やっといえた！！」
