ケンジアルバイトを始める。
始める。
ケンジ「俺の名はケンジ!今日からこの会社(ファイター。ファクトリー) の派遣社員としてバイトをすることになった!」
陣部長「ケンジくん早速仕事だ!」
ケンジ「はい!!」
陣部長「じゃあ早速この服に着替えて」
ケンジ「え?」
陣部長「ん?あぁ、そうか安心したまえ制服は貸与だからね」
ケンジ「いや、そうではなくて・・・ この服はなんというかカラフルですね」
陣部長「ヘルメットとかもあるぞぉ!」
ケンジ「そういう問題ですか!?一体なにするんです!これじゃあ、まるでヒーローじゃないですか!」
陣部長「そうだよ」
ケンジ「へ?」
陣部長「HAHAHA。。。知らなかったのかい? ここはヒーローを派遣するんだよ」
ケンジ「外人っぽく笑われても・・・それに派遣社員じゃないんですか?」
陣部長「派遣社員が会社で待機なんておかしいと思わなかったのかい?派遣戦士だよ、せ・ん・し」
ケンジ「・・・ここやめます」
陣部長「なんで!?」
ケンジ「だって悪と戦うなんて今どきおかしいですよ?」
陣部長「時給1万円なんだけどなぁ・・・待機だけでも給料出るし」
ケンジ「やりまぁぁす!」
陣部長「よぉし!よく言った!じゃあ現地に向かってくれ!」
・・・現地・・・
ケンジ「とはいったものの・・・だれもいないじゃないか!全く・・・」
???「よく来てくれました」
ケンジ「誰だ!?って依頼人の方ですか?」
雅文「はい雅文といいます・・・実はこの洞窟の奥にみたこともない怪物がいて・・・」
ケンジ「ふむふむ・・・帰ろう」
雅文「えぇ!?」
ケンジ「だって怖いがな」
雅文「友達が捕まってるんですよ!」
ケンジ「そうか!がんばれっ・・・!」
雅文「報酬でませんよ!」
ケンジ「やるよ」
雅文「・・・で。名前は?」
ケンジ「な、なまえ!?」
雅文「まさかヒーローなのに名前ないなんてことないですよね?」
ケンジ「あ~あぁ、あるよ、、あるある、、えっとね、、、」
雅文「・・・」
ケンジ「バイト戦士フリータン(ぼそ」
雅文「フリータンですね!」
ケンジ「あ、あぁ、、」
雅文「じゃあお願いしますよフリータンさん! 早く助けにいってください!フリータンさん!」
ケンジ「あ、あぁ・・・・」
しぶしぶ洞窟にはいったフリータ・・・
ケンジ「ナレーターはそう呼ぶな!!」
・・・ケンジ、そして奥へと進んでいく・・・
ケンジ「結構暗い・・・怪物ってどんなのかなぁ・・・怖いなぁ」
謎の声「うわぁぁぁぁ!!」
ケンジ「な、なんだ!あっちか!?・・・・・・くそうっ!前が見えにくい・・・んっ・・あれは!」
謎の声「だ、誰だ!?」
ケンジ「(キメセリフいるよな、、、)」
ケンジ「助けがほしけりゃすぐ参上!バイト戦士!フリータン!!」
・・・・・
・・・・・
・・・・・
周り「あっはっはっはっは!!!」
雅文「怪物なんていないよバーカ!」
友人「すぐ参上だってさ・・あっはっは!!」
友人B「今時いねーと思ったのに本当にくるしな・・・ばかじゃねーの!げらげらげら!」
ケンジ「・・・嘘か」
雅文「はい!ドッキリでしたー!」
ケンジ「うおぉぉぉぉぉぉ!!!!」
みんな「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
ケンジは暴れた・・・いろんな意味であばれた
その後・・・
ケンジは雅文達から報酬を奪い・・・
会社にこう伝えた
ケンジ「悪者は退治しました・・・時間をかけてたっぷりとね!」
あれから雅文たち3人の行方を見たものはいない・・・
そう!彼は今戦士として誕生したのだ、派遣戦士として・・・
彼の戦いは始まったばかりなのであるから・・・