03 準設定 イント・ディールの怪異人形
ーーあらすじ
私、人形。
怪異の、ね。
だから可愛がってくれた子を、同じ人形にしてしまうの。
最初はみんな怖がってくれたわ。
だけど段々感謝されるようになったの。
お礼言われると、なんだか居心地わるいわね。
でも、そうしたくなるのも当然だったみたい。
だって、その世界って、とある種族にとってはとても大変な環境だったみたいだもの。
人形になった方がましな人生って、一体なんなの(汗)?。
ーー人物?
〇キャット・アンジュ
猫のアンジュ。
怪異。
猫の姿をした人形。
毛並みはふわふわで、動きは本物なみ。
ただし、あたたかくはない。
匂いもしない。
でもホコリにはまみれる。
綺麗好き。
〇河童のクーク・クータ
どこかの世界の妖怪。
十センチにも満たない小さな怪異人形。
臆病で、狭いところにかくれたがる。
泳ぎは上手だけど、緊張しているとよく溺れそうになる。
〇狐のゴールデン・テンコ
狐の怪異人形。
皆のママ。
とてもお世話してくれる、包容力あふれるママ。
死んでも死なない。
ーー章設定
01 怪異人形の一日
02 怪異人形の労働
03 怪異人形の井戸端会議
04 怪異人形の休日