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奇術師と帝

作者:藍色三日月
「やめてくれ、帝の名なんて口にしたら不敬になるだろう。まだ牢獄には行きたくないんだ」
「安心しろ。その物言いが先程から十分に不敬だ」

帝はある日、彼の妃になるはずだった奇術師の噂を聞きつけて宮に呼び出す。
二十年ぶりに再会した二人の"友人"がただ駄弁るだけの物語。

※二話構成です。
一. 奇術師の女
2025/03/08 17:31
二. 宇という男
2025/03/08 17:44
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