殺人事件(解決編)
時間制限15分!
出されたお題で即興小説やってみます!
誤字脱字、文章構成、文法の間違いが多々あるかもしれません。
頑張ってやってみるので、
どうぞよろしくお願いします!
やかましい物音で目が覚めた。
どうやら隣の部屋で誰かが暴れているようだ。
私は食べかけだったさばの味噌煮を一口頬張り、恐る恐る扉に手を掛けた。
扉の隙間から、すぐに鼻を突く臭いが溢れだしてきて、私は思わず身を引いた。
さばの味噌煮をごくりと飲み込み、意を決して私は勢いよく扉を開けた。
そこで目に飛び込んできたのは一匹の猿と、知らないおじさんが横たわっている光景だった。
両者は血を流し、おじさんにいたっては腕がもげていた。
私が途方に暮れていると、部屋の奥から物音がしてそこに目をやると小さな女の子が一人、震えてしゃがみこんでいた。
私はすぐにその女の子に駆け寄り、どうしたのか? と尋ねると、女の子は私が二人を殺したのだと小さな声で答えた。
なにがあったのか?と尋ねると、声を震わせて、おじさんが嫌いだからと答えた。
そして続けて彼女は言った。
猿は私のことが嫌いで、おじさんは猿が嫌いなのだと。
三つ巴でぶつかり合った結果、彼女だけが生き残った、と言うわけだ。
よく見ると彼女の手には、小型の電動ノコギリとスタンガンが握られていた。
私は彼女に、頑張ったね、と言い、頭を撫でてあげた。
彼女は可愛く微笑んだ。
【今回のお題】
複雑な殺人
最後までお読み頂けた方、
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