選帝公女は婚約を破棄された
「選帝公女」フォスティーヌ・ジャニーヌ・クロード・デュドネ公爵令嬢は帝立貴族学院の卒業パーティで生まれながらの婚約者、皇太子エドゥアール・アルフレッド・バルテレミー・ギェルマンに婚約を破棄された。
男爵令嬢モニク・ジュペルを侍らせ意気揚々と婚約破棄を告げる元婚約者にフォスティーヌは呆れを隠せない。
貴方が皇太子だから私が婚約者になったのではありません。
私が婚約者だから、貴方が皇太子になったのです。
フォスティーヌは望まぬ騒ぎに巻き込まれ、今日も彼女の溜息の数は増えていく。
男爵令嬢モニク・ジュペルを侍らせ意気揚々と婚約破棄を告げる元婚約者にフォスティーヌは呆れを隠せない。
貴方が皇太子だから私が婚約者になったのではありません。
私が婚約者だから、貴方が皇太子になったのです。
フォスティーヌは望まぬ騒ぎに巻き込まれ、今日も彼女の溜息の数は増えていく。
選帝公女は婚約を破棄された①
2020/07/19 15:20
(改)