挨拶まわり2
かなり間が空いてしまい、すみませんでした。
無事に資格試験は受けることができ、合否を待つのみになりました!
これでまたマイペースに、小説書いていけます。
拙い文章ですが、よろしくお願いします。
街中をぐるりと1周するまでに、何人もの人達に出会い挨拶をする。
ただそれだけなのに、かなりの距離を歩いていたのと、ずっと挨拶をしていたので、クタクタで声が掠れてきた。
妹達に至っては、とうに限界を迎え、父さんと兄さんにそれぞれおぶられておる。
俺もそろそろキツイ…。
そう思って、ついさっき通った広場にあったスイーツらしきものが売っていた露店で休憩したいと懇願してしまった。
この意見に、母さんとラルドが賛成をした。
ミーファさんは、「このくらいで休憩?まぁイリニアさんも休憩したいみたいだし、ここらで一旦休憩いれましょう」と言ってくれた。
父さんは、「このくらいでなんだ?もっと体力つけろよ!」と、あんまり休憩に乗り気ではないようだったが、背中で寝ていたアニーナが目覚めて、「パパ、喉乾いたぁ」と一言言った途端、「そうかそうか、アニーナは喉乾いたのか〜、父さんが何でも好きなジュース買ってやるぞ!」とニコニコ満面の笑みで答えていた。
変わり身早っ!!!
俺らにもその半分でいいから優くしてくれよ…。
広場の露店まで戻り、何かの果実を絞ったジュースを全員分と、女性陣には前世で言うところのドーナツのような菓子を買い、しばらく休憩をした。
午後から出てきたのもあって、おやつの時間にもちょうど良い頃合だったようで、周りを見渡せばおやつタイムをしている人がチラホラいた。
良く見れば、食べ物や飲み物は、見覚えがあるような、前世での食べ物飲み物に近いものが多いようだった。
だが、やはりと言うか獣人。
男性はおやつに例のモンスターの肉を食べている人もいる。
あれ美味しいけどさぁ、おやつにまでって、どんだけ好きなんだよ。と思いつつ買ったジュースを飲む。
イチゴに近いような酸味がやや強い、そのジュースは意外と美味しく感じる。
これも獣人が好む果実なのだろうか。
休憩後は、また挨拶まわりをした。
この日は街中を歩き回って挨拶をしまくった。
そのかいあってか、住民全員に顔見せすることができた。
「リーファさん、今日もありがとうございました、また今後もよろしくお願いします」
父さんがリーファさんにお礼を言う。
俺達も、リーファさんにお礼をし、各々の部屋に戻った。
そこで、ふとこの世界にはアニメ・漫画や小説ってあるのだろうか?と、この世界に来て体感ではまだ2日目だが、アニオタとして日々何かしらリアルタイムでアニメを見たり、漫画や小説を読んでいた記憶があるせいか、どうもアニメを見ないで1日が終わることに違和感を覚えたが、今日はとても疲れていたようで、アニメ観たいなぁと考えつつも寝落ちてしまったのであった。