おはよう
前回告知してある通り、今月は資格課題の息抜きにちょこちょこと書いての投稿になるため、投稿間があいたり、1話1話が短めになります。
すみませんが、気長にお待ちいただけると助かります。
小さな窓から陽の光がかろうじて入るくらいの狭い部屋で、まだ重い身体を起こし目をこする。
「・・・今、何時くらいなんだろう」
自分しか居ないと思ってた部屋の入口付近から、ため息が聞こえる。
「転生しても変わらず朝は弱いんだな。もうすぐ昼だぞ!」
ハルドの声がした方を向くと妹達も居て
「「カルにぃに、おねぼうさ〜ん」」
キャッキャと笑いながら、俺の元のやってきて布団を剥ぎながら言った。
「今日は、ミィーファちゃんが街中を案内してくれるって言ってただろ?早く支度しろよ。昼メシの後にミィーファちゃん家に行くぞ。」
ハルドが顎で台所の方へ行けと促す。
台所へ行くと昼メシなのか、昨日のモンスターの肉を焼いただけのステーキぽいものと、その横に米のような茶色い粒が付け合せ程度にちょこんとと盛られた皿と、何かの葉物と薄切りの肉を混ぜたサラダのようなものが入ったボウルがあった。
それらを見た瞬間、俺の腹は「ぐぅぅ〜」豪快な音を立て、寝起きに食べるには重そうなそれらをものともせずに腹の中へとかき込んだ。