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獣人まったりライフ?!  作者: 蒼井 愛美
22/23

22話

母さんの件がひと段落した訳だが、そこでふとこの世界に来てラノベ主人公的位置に居るのって、母さんなじゃないのか?と思った。

だってさ、何もしてないのにちょっと着飾っただけで周りを魅了し、一夜にしてみんなのアイドル的存在になるってある意味チートじゃね?

俺TUEEEEはできるのかわからんけど、男女問わずに人気だし、ハーレム状態って言えるだろうしね。

他の家族は、ごくごく普通で一般的な感じだし、これは母さんの為の転生で確定かな。


さて、今回の件で俺の本への道が少し遠のいている訳だが、ミーファさんにお返しをする為にも、今日からはまた狩りに行かなければいけない。

まだまだ1人での狩りは難しいので、支度を整えてミーファさんのところに行く。

「おはようございます!今日からまたよろしくお願いします!」

玄関先で元気に挨拶をし、ミーファさんと狩場に向かう。


数日来て居なかった割には、綺麗に草が刈ってある洞窟へ道を不思議に思いつつ、洞窟へと足を踏み入れたのだが、すぐに謎はとけた。

パーティを組んでいるらしき人達がいたのだった。

1人が1匹を釣ってきて、広間で待機してる3人と合流し4人で上手く交互に攻撃をし、狩りをしていた。

失敗して麻痺っても、他のメンバーで地道に攻撃していられるし、初心者には良い狩り方をしているとミーファさんが教えてくれた。

だが、彼らの狩り方は、俺達と一緒で釣り狩りだ。

この広間で、もう1パーティが同じように釣りをして狩りっていうのは難しい。

かと言って、通路での狩りは危険すぎて出来ないし・・・。


どうしようと悩んでいると、悲鳴に近い叫び声が…。

「どうするんだよ、これ!!」

「ヤバイって、ムリムリ」

「1匹でやっとなのにっ、どどどどうすれぇ、うわっ」

同時に3匹を広間に引き込んでしまい焦って陣形を崩してしまっている。


俺とミーファさんとで、1匹づつ攻撃をしてこちらに引き付けて「今のうちに、体勢直してそちらの1匹を倒してください」と伝えると、俺達も自分の方にきた2匹に攻撃を続ける。

ミーファさんは難無く、いつもどおりにサクサクと目潰しをしていく。

俺は、数日狩りしていなかっただけなのに、ややタイミングが上手くつかめず、危ない場面もありつつ、どうにか目潰ししていく。


数分で、こちらにきた2匹は倒し終えた。

向こうのパーティを見ると、しっかり体勢を直して攻撃をしていた。

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