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操り人形は糸を切り自力で歩き始める

飲酒表現があります。

ランバルト殿下の去りゆく背中を見て私はメイド達を引き連れ私室へと戻ることにする。

「よ、よろしいのですか?」

「なにが?」

「で、殿下を見送らなくて…」

「玄関まで自力で行けるでしょ、子供じゃないんだから。」

興味のわかない話題を打ち切り部屋に戻ると私はすぐにアクセサリーの類をメイド達に外して貰う。

「お風呂に入る」

「既に準備は整ってございます。」

当然だ。

私は鷹揚に頷いた。

私は部屋に備え付けられている私専用のバスルームに向かう。

パウダールームでメイド達に服を脱がせて貰い、そのまま、バスルームへと足を踏み入れた。

私がお父様に頼んでいつだったかの誕生日に備え付けて貰った特別な場所だ。

とても個人専用とは思えない広さをもっている。

大人四人が入浴してもまだゆとりがあるであろう広い浴槽には薔薇の花びらが浮かべてある。

私は軽くシャワーを浴びてから浴槽に体を沈めた。

心地よい温度で実に気持ちがいい。

三日目を覚まさなかったから三日ぶりのお風呂である。

実に最高だ。

そして浴槽の縁にもたれて先程の出来事を頭の中で反芻する。

自然と口元が緩む。

「くくくく…」

押し殺せない声が漏れる。

「くくく…ふふふ…あは、あははは!!!」

段々大きくなる私の笑い声は最後バスルームにこだました。

おそらく外でタオルと着替えをもったメイド達の耳にも入っているだろう。

しかし、全く気にならない。

心底おかしくて仕方がないのだ。

あの場で笑い出さなかった私を褒めて欲しい。

まさか!

まさか、あそこまで馬鹿だとは思わなかった。

「友達!」

友達だってさ!

「馬鹿じゃないのか!!」

そんなものが貴族間に存在する筈もない。

あるのは打算に塗れた損得感情に左右される派閥のみ。

当たり前だ。

貴族は平民と違い『家』を場合によっては『国』を背負っている。

個人の感覚で付き合う人間を決められる筈もない。

あの子はそこが全くわかっていない。

何故、ザック様とリュド様、殿下は側にいる事が出来るのか。

普通ならば、周囲からの圧力がかかる。

私が口を酸っぱくして言っていた『元平民の男爵令嬢風情の側にいるなどはしたない!』である。

実際初期の頃は私以外からも彼らは言われていたようだ。

しかし、それをねじ伏せた。

殿下は王太子としての地位と王家の威光を借りる事で男爵令嬢を側に置くことを無理矢理納得させた。

ザック様とリュド様は二人の家が所属する派閥の違いを利用した。

違う派閥に属する貴族の息子が仲良くなるなど基本はない。

それが壊れた為に今、両侯爵家の仲と両派閥の仲はかつてないほど険悪との事。

ここでアリスが二人のうちどちらかを選んだら所属する派閥の力が増すのは間違いない。

侯爵家は男爵令嬢を取り込むことによって力を増したいから息子が男爵令嬢ごときに尾っぽを振るのを黙認しているのだ。

権力でねじ伏せないと側によれないお友達。

既に政争の道具にされてるお友達。

ちゃんちゃら可笑しい。

おかしすぎて涙が出るというものだ。

それを堪えるのに苦労した。

まあ、彼らは潤んだ瞳を勝手に別方向に解釈したようだが。

本当、あの子は全くそのあたりがわかっていない。

平民感覚での善悪がありそれをそのまま適用しようとしている。

住む世界が変われば常識も変わるという事が理解出来ないのだろう。

常識は世界共通ではないのだ。

そして、その貴族から見れば『非常識』なところが彼らの心を射抜いたのだ。

なら、平民に婿入りすればいいのに。

単に彼らは貴族に馴染めなかった出来損ないでしかない。

そんな貴族の面汚しは爵位を返上して市井に追放するべきだ。

一瞬、彼らが平民になった姿を浮かべて、ニヤリとする。

彼らでは生きてはいけまい。

平民の世界にだって秩序はある。

彼らは異端でしかない。

彼らが畑を耕せるか?

店番出来るか?

出来ない彼らは平民の世界ではお荷物でしかなく、間違いなく淘汰されるだろう。

貴族にも属せず、平民にも属せない彼らはなんと哀れな事か。

そう考えるとアリスは凄い。

うまい具合に権力者を側に置いて自分の弱い立場を守っている。

彼女は彼らより貴族らしい。

無知から来た偶然にすぎないのが残念だ。

でも無知なのは仕方がないのかもしれない。

何せ彼女は長く母子家庭で過ごしてきたのだ。

きっと平民の中でも下の方の生活だったに違いない。

もしかしたら平民としての教育もまともに受けておらず平民としての常識にも欠けたところがあるのかもしれない。

そんな彼女がある日突然実は貴族のお嬢様です!と言われて貴族がうじゃうじゃいる学園に入学したのだ。

せめて引き取った後、暫くは自宅で家庭教師くらいつければよかったものをそれすらせずに学園の寮に押し込んだのだから男爵家での彼女の立ち位置がはっきりとわかる。

まさに望まれない子、厄介払いという奴だ。

そんな彼女が王家と侯爵ニ家を後ろ盾に新たなるお友達という名の派閥を作っているのだから凄い。

学園卒業後は外交かはたまた工作員として他国に派遣したいくらいだ。

私は入浴剤をバスタブの中に垂らして泡風呂を作る。

薔薇の香りの泡が心地よい。

ボディブラシで体を擦る。

いつもならメイドにやらせるが考えごとをしているので今日は自分でやる。

そんな阿保なのか凄いのかよくわからない子の派閥に私も所属することになってしまった。

早まったかもしれない。

さっさと帰ってほしくて諦めの境地で彼女の下についたが既に後悔している。

今後間近で今まで以上の頻度であの茶番を見るのかと思うとため息しかでない。

まあ、家の方はどうにかなるだろう。

なにせ、今日は用事があり居なかったが私の義理の兄もアリスに恋い焦がれる者の一人なのだから。

既に我が家もアリスを政争の道具としてどう利用するかを既に考えている。

お兄様がアリスを手に入れた時と入れられなかった時のふたパターンを念頭に立ち回らなくてはならないのが面倒だ。

アリスとランバルト殿下は愛し合っているようだが愛し合っているだけでは未来は掴めない。

そこを重々承知しているからこそ、その他の取り巻きどもがアリスを諦められないのだ。

なんとまあ愚かである。

恋とやらはそこまで人に執着するものだろうか。

私は髪を洗いながら思う。

そして、そういうものだったと思いつく。

昨日までの自分を思い返せばまさに執着の一言だった。

今はそんな感情が全く沸かない。

これももう一人の誰かのせいか。

こんなにも周りを冷静に分析したのは初めてかもしれない。

私は大きく息をついた。

そして今後の身の振り方を考える。

「相手の出方次第かしらね…」

友達だからというふざけた理由で彼らに近づく気は全くない。

寧ろ裸足で逃げたい。

視界に入らないように隅っこに追いやりたい。

しかし、アリスの性格からしてそうはならないような気がしてならない。

彼女は舞台のど真ん中で踊るタイプの子だ。

目を閉じれば次に学園で会った時の彼女の様子が手に取るように浮かぶ。

きっと真っ先に挨拶してくるんだろう。

そしてそんな彼女を心配して3人がよってくる。

そして刺々しい会話が友達の名の下繰り広げられる。

うん、そんな予感しかない。

てか絶対そうなる。

たとえ3人が私に近づくなと言っても近づく子だ。

命知らずとも言える。

可愛いからと言ってドラゴンの頭を撫でるに等しい行為だと何故わからないのか。

それは阿保だからだ。

ならば、彼女の阿保をカバーするべくこちらも立ち回らなくてはならない。

当たり障りのない会話を適当に交わして距離を取る…。

これが双方ダメージが一番小さくて済むだろう。

私は結論が出たのでシャワーで泡を流してバスルームから出る。

控えていたメイドに体をふかせ、パウダールームに備え付けられているエステ台にうつ伏せに横たえる。

メイド達が3人がかりでオイルを塗り込みマッサージをする。

実に気持ちがいい。

このままうたた寝してしまいそうだ。

実際とても疲れてしまった。

このままうたた寝どころか爆睡してしまいそうだ。

しかし、私にはまだまだやらねばならない事がある。

まずはお父様にアリスとお友達になった事と殿下直々に婚約破棄を申し立てられた事を伝えなくてはならない。

ああそうだ、思いだした。

私はお父様にとって使いやすい道具だった。

お父様は野心家だ。

その野心でお母様のような爵位しか取り柄のない女と結婚をしたくらいに。

そして生まれた私を王妃に据えて王家と密接な関係を築き国の要として…つまり宰相として家ごと取り立てて貰おうという魂胆なのだ。

今までなんの疑問も抱かなかった…と、いうより利害が一致していたから問題はなかったが今は違う。

王妃などごめんこうむりたい。

幸い王子は婚約破棄を希望している。

それに乗っかるように話を進めなくては。

私の希望は実にシンプル。


あの阿保とは関わりたくない。

王妃になんてなりたくない。


この二つ。

この二つを叶える為に私は孤軍奮闘せねばならない。

ああ、なんと厄介な話だ。


とりあえず事態報告はとりあえずしとくべきだ。

お父様に報告をしなかったらいつどこで横槍が入るかわからない。

下手な横槍が私の希望を打ち砕く可能性を秘めている。

しかし、お父様の手助けは今後必要になるかもしれない。

宰相補佐官という身分は実に便利に使える。

お父様は私の道具になって頂いかなくては。

体を充分に磨いて貰ったところでシルクのドレスに着替えてメイド達とお父様の執務室へと向かう。

そしてノックをしようとして部屋の向こう側を伺う。

特に音は…

いや。

耳をそばだててみれば聞こえる。


カリカリカリ…


羊皮紙に羽ペンを走らせる音。

この分厚いドア越しに聞こえるのだ。

本当、私の耳はどうなってしまったのだろう。

…溺れた拍子に頭を打ってその影響とかか?

今度、それとなくアリスに聞いてみようかな?

私はぐっと手に力をいれてドアをノックする。

「誰だ?」

「お父様、リナリードナーです。」

「おお、入れ」

「はい。」

私はメイド達にはそこで待つよう指示を出しドアをあけて執務室へと入る。

「お仕事中失礼します。」

「いや、構わぬ。それよりどうした?」

お父様は手を止め私を見つめる。

私と同じ金色の髪を持つ若かりし頃は社交界で『麗しのプリンス』とかいう恥ずかしい異名を持っていたお方。

そして、現在はこの国の宰相補佐官でもある。

顔だけではなく頭も優秀といえなくもない。

いや、言えない。

本当に優秀ならば自分より格下貴族の補佐官などに収まるわけがないのだから。

「はい、先程、殿下と…」

「ああ、あの者達が来ていたのだろう?」

「ご存知でしたか。」

「先程、スチュワートから聞いた。

具合の悪いお前を無理矢理病床から起こして相手をさせるなど小僧どもも偉くなったものだ。」

「お父様、その発言は不敬では?」

「どうでもいいわ。」

つまらなさそうに吐き捨てる。

別に私を慮っての言葉ではない。

お父様だって必要とあらば具合が悪かろうが死体だろうが叩き起こしてこき使うだろう。

単に使われる側に回るのが許せないだけだ。

「それで、どのような話を?」

「話の流れでアリスリーザ様とお友達になりました。」

「は?あの平民と?」

「お父様、現在は男爵令嬢です。」

「ふん、本当に男爵の娘かも怪しいうえに、仮に本当に男爵の娘であっても青き血が半分しか流れぬ卑しき身の上。

さらには礼儀も作法もなっていない小娘を男爵令嬢と認めるわけにはいかん。」

お父様は血統主義。

貴族の血筋こそ大事と捉える傾向が強い。

だから、過去お母様以外の妾を10人以上囲っていたが全員代々続く名門と呼ぶに相応しい伯爵以上の血筋だった。

しかし、お父様の血を継ぐ男の子は生まれなかった。

見事に女しか生まれなかったのだ。

私の母は元々年嵩があり私を生むので限界だった。

結果、遠縁より兄を迎えざるおえなかったのだがそれがお父様の意にそぐわない事だったのは想像に難くなく、お父様はお兄様に辛く当たっている。

その気にくわない息子がうつつを抜かす女の友達に自分の血を分けた娘までが取り込まれたとでも思ったのだろう。

本気で嫌そうな顔をした。

「そうですか、しかし、殿下は本気で彼女を王妃に据えるおつもりのご様子。」

「お前というこの国一番の美姫たる婚約者がいるのにか?」

「残念ながら殿下は本気のご様子。

内々ではありましたが、破棄を申し出られました。」

「なんだと!」

お父様の顔色が変わる。

怒りにより赤く染まった。

「お父様、落ち着いてください。」

「これが落ち着けるか!」

お父様が机を叩く。

かなり硬い素材なはずで痛かったと思うが全くこたえていない。

怒りで痛みすら掻き消えたか。

「なんら問題はございません。」

「どこかだ!お前に幾らかけたと思っている?

全てはこの国の王妃にする為だ!

それをあんな野猿…いや、猿以下の小娘に持っていかれようとしているのだぞ!?」

「お父様落ち着いてください。」

ここで初めてお父様は私を怪訝な目で見る。

いつもの私と違うと気づいたのだろう。

いつもならば泣いて喚いてお父様なんとかして!と取りすがっているところだ。

「お前、どうした?あれだけ、王子と王妃の座に執着していたではないか。」

そう、執着していた。

異常な程に。

しかし、一周まわって異常な程今は興味がない。

「お父様、私は美しいものが好きなのはご存知ですよね?」

「あ、ああ。」

お父様は頷く。

だから王家の最高傑作と言われる美貌の王子に執着していた。

「しかし、私はアレは単なる見てくれだと気づいたのです。」

「み、見てくれ。」

「金メッキです。見た目だけが美しいものなど世界を探せば星の数だけあるでしょう。

しかし、私はそれだけでは満たされません。

外見も中身も美しいものが欲しい。

そしてそれは王子ではない、そう気づいたのです。」

本当はここで王妃の座すら見てくれだと付け加えたい。

しかし付け加えたらお父様がうるさいので言葉を飲み込む。

「しかし、王妃にはなってもらう!

すぐに王にお会いして事態を説明し、必要ならば男爵家をとりつぶす!」

言うと思った。

「お父様、それをするのは悪手というもの。」

「なんだと?」

「遅かれ早かれ王はランバルト殿下が受け継ぎます。

その際、男爵家に手を出しては我が家は王に睨まれ閑職に追いやられることは確実。」

恋愛ごとの恨みは恐ろしいのだ。

そういった例ならそこらへんに転がっている。

「お前が王妃ならばそうはならん!」

「私が助けると?」

「!」

お父様が言葉を詰まらせる。

「私が王妃になる頃には有力貴族達の代替わりが始まるあるいは終わっているかと思います。

勿論、我が家もそうです。おそらくお兄様が継ぐ事になるでしょう。

しかしながら妹の贔屓目をもってしても優秀とは言い難いお兄様です。

使えなければ処分しますよ?私は。」

「お、お前、我が家を捨てるのか!?」

「私が王妃になれば家より国を思います。

補佐官など替えは幾らでもあるのです。

使えなければ即刻処分。当たり前でしょう。」

淡々という。

お父様の顔色が青くなった。

昨日までの私とは思えぬ言葉。

私は我儘で愚かな女。

王妃に仕立てれば家のために動くと思っていたのだろうが、今日からは違う。

もう一人の誰かが侵食した私は我儘なのは変わらずとも愚かさとは無縁だ。

実に不愉快だが、お父様の操り人形だと気づけばそれもまた不快。

もう一人の誰かはどうにもならずとも操り人形の方はやり方次第でどうにでもなる。

逆に操るなんて面白いじゃないか。

私はニンマリと嗤う。

お父様の顔色は青を通り越して白くなっていた。

まるで化け物でも見たかのよう。

「さて、お互いこのままでは不幸な事になるでしょう。」

ぱんと手を打ち楽しげに話す。

「ですからお父様にお願いがございますの。」

「な、なんだ…」

「簡単ですの。この件に関しては私に任せてくださいな。」

「ま、任せる?」

「その通りです。元はといえば私が蒔いた種ともいえますし。

お父様は黙って私のすることを見ていてくださればいいのです。

そして時々必要なところで手を出してくだされば私にとって都合のよい結果が得られると思いますの。」

そう、あくまで私にとって都合のいい結果。

お父様にとって都合がいいかは別問題。

だけど、敢えて何も言わない。いう必要もない。

「わ、わかった。好きにするがいい。」

「うふふ。ありがとうございます。」

お父様にとって都合のいい未来は訪れない。

何故なら王子にも王妃にも興味が湧かないのだから。

今、一番興味があることは…

………

違う!

そんなことじゃない!

これは私の興味ではない、もう一人の誰かの興味だ!!

「り、リナ?」

「は?あ、はい、では失礼します。」

百面相をしてしまった私は無理矢理取り繕い静かに部屋から出る。

これで私とお父様立場は逆転。

お父様が私のお人形になった。

「ふふふ…」

機嫌良さげに嗤う私を気味悪そうにしながらも共に私室へと向かうメイド達。

部屋に戻りすぐさまお酒を用意させ、下がらせる。

ソファに身を沈めグラスを持ち上げワインを一口。

ふう。

面倒な阿保を追っ払い、お父様と対峙してなお問題が何一つとして解決していないのだ。

お酒に逃げてもいいじゃないか。

それにこれから漸くもう一人の誰かの記憶を探るのだ。

いくら大胆不敵と言われた私でも素面ではできそうにない。

お酒は気付でもあるのだ。

私はグラスを煽り一雫も残さずワインを飲み干した。

「…さあ、やるか。」

こっちが大問題なのだから。

ある意味私と誰かの一騎打ちの戦争のようなもの。

しかも分が悪い。

誰も助けてはくれないのだから自分でなんとかしなくては。

私はらしくもなく緊張する。

心臓がばくばく言ってる。

私が消えてしまうかもしれないのだ、当然だ。

でもやらねばなるまい。

「消えるのは私じゃない、お前だ。」

そう呟いて私は目を閉じ記憶を深く探り始めた。



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