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ダークヒーローと運命の契約

こんにちは!雪逸花紅羅です。

今回は自らの体験をもとにトワイライト・アルギスの作成に尽力します。

不思議な体験ばかりですが、彼等の物語・・・自身の精神世界を書いていければ楽しいかなぁと思います。精神世界を軸に書いていくつもりです。

「」は外からの呼びかけ。『』は精神世界からの呼びかけです。

また精神世界の中にいる場合は「」とさせて頂きます。

説明が分かりにくく申し訳ありません。どうぞ気軽に、お楽しみください!

――黄昏の世界が俺達の居場所。

果てしない草原に澄み切った湖、異世界に繋がるとされる森。

全てが美しく全てが愛おしい。

例え、この世界にどれだけの戦闘や権力争いがあったとしても・・・。


独り泣いていた。誰も助けてくれない。

救世主など何処にもいない。

そう思っていたのに・・・ふと、声が聞こえた。

それは余りにも淡々とした声でどこまでも甘い響きがあった。


『何故、泣いているんだ?』


優しく問いかける声に僕は応えた。


「この世界に僕の居場所なんて何処にもないんだ。

この場所は僕にとって牢獄。とても怖くて、寂しい」


黒いスーツの少年は笑みを湛えながら聞いていた。

口を出すこともなく只、そこに立っていた。


『そうか。それなら助けてやろうか?

ほら、この手を取れ。契約は交わされる』


その姿は悪魔そのものだった。

人の弱みに付け込んでいるような気がした。

それでも僕は助けてくれるなら誰でも良かった。


迷わず、その手を掴んで契約を交わした。大切な仲間を得る為に。

気が付くと周囲は全くの別世界となっていた。

悪魔の手には契約書が握られ、その眼は真っ直ぐに僕を見ていた。

周囲を見渡せば・・・闇しか見えない。

かろうじて眼で見えるものは足元の水と目の前の悪魔だ。


「ここは何処?あと、君は誰?」


先程まで泣いていて悪魔の姿がよく見えなかったが、

その黒髪は長く柔らかで全体的に暗い正装を着込んでいた。

何より注目すべき点は彼の体から冷気が放たれているということだろう。


「やっと会えたな。此処はお前の精神世界。

今は俺の世界だが、その内お前の世界になる。俺に名はない」


悪魔はそう言うとニヤリと笑った。背筋が凍りつくような嫌な笑顔だ。


「名前がない?何で?よく分からない・・・君はもしかして悪魔?」


「ククッ・・・残念ながら違う。でも似たようなものだ。

俺はお前が気に入ったから助けてやる。感謝するんだな。

俺はお前の精神世界に住む住人の一人とでも言っておこう」


目の前の人物は悪魔ではなかった。

精神世界・・・それは僕の体に宿る潜在意識の世界なのだろうか?

とにかく彼は僕の味方だ。少なくとも敵意は感じられない。

だとすれば助けてくれたお礼をしなければ。


「シャドウなんてどうかな?」


「何の話だ?」


「君の名前だよ」


「なんか恰好悪くないか?ほかに候補はあるか?」


「う~ん・・・ダークとか?」


「ダークか・・・まぁ良いんじゃないか。意味はあるのか?」


「うん。ダークの意味は暗闇。君にピッタリの名前だと思った」


「名前か。考えたこともなかった。ありがとう。なかなか出来る奴だな」


彼は贈り物を受け取ってくれた。それは僕にとって誇らしいことだった。

ダークは僕を真っ直ぐに見据えると手に持っていた契約書を水面に放り投げた。

その表情は自信に満ち溢れていて、とても嬉しそうだった。


「これからよろしくね。ダーク!」


「嗚呼、任せろ。契約を交わした以上、助けてやる」


こうして僕とダークは出会った。

そのことにより僕は、もう一つの世界トワイライト・アルギスの存在を知った。

運命の歯車が少しずつ動き始めたのだった。





ダークは精神世界で初めて出会った救世主のようなポジションです。

トワイライト・アルギスを護る為には、どのような手段でも使います。

これから成長していく精神世界で最も重要な幹部になります。


冷たさを具現化したような人物ですが

心を許した相手に対してはどこまでも優しく、表情も人間らしくなります。

その差は激しいものですが、そこが彼の魅力でもあるのでしょう。


純粋なヒーローと呼ぶには相応しくないので、

ダークヒーローと表記することにしました。

〈・・・名前と被せた訳ではありませんよ(笑)〉


契約書を捨てたということは主人公を契約で縛る必要はないと考えているということです。

認めてくれたのでしょうか?サラッと捨てるのがダークらしい所です。

次回もお楽しみに!お疲れ様です!

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