表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/7

第5話

 (この話って、どんな話だったけ?えーと…)

紗良は映画撮影の打ち合わせの時の星奈の話を思い出す。


 この話はなー、同じ部活に所属している少年少女が恋する話なんだよ。互いが共通の趣味があって、とっ

 ても仲がいいんだ。でも、この気持ちを伝えたら、今の心地いい関係が壊れてしまうかもしれない。弾け

 てしまうかもしれない。だから、二人を互いを想い続けていても想いが伝えられない。そんな日々が続く

 中、二人は互いに好きな人がいることを知ってしまう。もちろん、好きな人はお互いのことなんだけど、

 そんなこと二人は知らない。それで二人は_


(うーん、説明自体はわかりづらかった…。でも、台本とかプロットとか見たら凄く複雑だった。どうなっいるのかな?星奈の頭の中…)

そう思いながら辺りを見渡す。

今日は桜が満開だ。ラストが桜満開のところでしたいという星奈の希望に添えて撮影日が今日になった。

「紗良?どうした?緊張か?」

急に星菜が顔をのぞかせたので

「ひゃぁ!びっくりした…」

「何か考え事していたようだな」

紗良にとって図星だった様だ。

「うん。この状況が自分と似てるなって…」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ