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騒乱の幕開け

地平線から闇を押しのけるように太陽が昇り出る。

雲雀が雲一つない、蒼い空に天高く舞い上がっていく。

雲雀の翼を照らす太陽光がぐんぐんと伸びていき、やがて今年新たに創設された国立学園都市に達した。

都市の中央には巨大な塔が立ち並び、その周りには研究施設、競技場、管理棟がおかれ、それを取り巻くように約1万人を収容できる家々が輪を描くように建てられていた。

ちょうど太陽が完全に姿を現した時、一際高い塔の上に備え付けられていた巨大な鐘が鳴り響き、その音は学園都市だけではなく春のまだ冷たい大気を揺らしながら淡い緑を持つ野山を駆け巡った。


まだ霧が薄く覆い被さる野原。そこを一人の赤い髪を持つ少年、ギルバートは闊歩していた。

ギルバートは方位磁石をポケットから取り出し、自分が向かっている方向が正しいかを確かめる。

ギルバートは満足げ頬をゆるめると方位磁石をポケットにしまった。

王都をでて早3ヵ月、自分もだいぶ野生の感が働くようになったとギルバートは思った。

まさに日進月歩という感じで昼夜を問わず歩き続けたギルバートは生傷だらけで小麦色の肌は泥や土で汚れていた。しかしギルバートの目は苦痛など微塵も感じていないかのように輝いていた。

お目汚し失礼しました。

稚拙な文章ですが、今後ともギルバード達とともに頑張りますのでどうぞご贔屓をお願いします。

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