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モブ達はマルガレーファミリーと組む

「ヒュース兄様。何でここに?」

「可愛い妹が心配できたんだよ。君は雷光のエルクと呼ばれておそれられているけど私からすれば可愛い妹だからね」


 ヒュースは片腕で紫色の何かをまとう女、エルクに近づくと


「ヒュース兄様。少し待って。今雷神をとくから」

「可愛い妹の魔法ならうけてあげるよ。私は兄パワーで何とかするからさ」

「もう、私はヒュース兄様のその適当なところは嫌いですよ。原点です」


 エルクと呼ばれている女はヒュースに言うとヒュースは「あちゃー」と嬉しそうに言う。マルガレーファミリーってファミリーの仲悪いんじゃなかったの?


「驚いた顔をしてるねアゼンタ。それに仮面君」


 ありゃ。僕が驚いているのも仮面越しでわかるのか。すごいなヒュースは。本当に敵にはもうまわしたくないやつだよ。


「私達ファミリーは仲はいいやつはいいよ。ただ弱い弟達は私たちに好かれるために努力しないと。でないと本当に形だけの家族になってしまうから。向上心のあるものを私は家族だと思うよ」


 ヒュースは僕達に言った後エルクはヒュースに近づき


「兄様。あまり嘘、というか適当なこと言わないでください。兄様は一番家族思い。それは私が理解してるわ」


 エルクがヒュースに言うとヒュースは少し照れていた。

 今の言葉恥ずかしかったんかい。


「いやぁ。むず痒いね。私は適当に生きたいのにエルクちゃんにそう言われると照れちゃうよ」

「全く兄様は。それよりあれどうする?アガート帝国のやつだよ。それもアガート十二騎士の一人」


 アガート帝国のやつ多いな。何でこんな急に攻めて。まさかマルガレーファミリーが弱体化したから?


「やっぱ私達が弱体化したから狙ってきたかぁ。うちもなめられたもんだね。エルクちゃん」

「そうね兄様。だからこいつはこんな形にしておいたの。私達に牙を向ければどうなるかをわからせるため。でも」


 エルクはヒュースを見るとヒュースはエルクの次に言う言葉がわかったのか


「そうだね。今は人手がいるしそれに彼らと協力するのはいいと思うよ」

「私もヒュース兄様に賛成。ガウス君を殺した奴らの手をかりるのはいやだけどガウス君を殺す実力があるんだからアガート帝国の奴らくらい簡単に殺せる。それにどうせ今回攻めてきたアガート帝国の十二騎士はすぐにいれかわる。弱いものは捨てられるから」


 エルクはヒュースに言った後ヒュースは首を縦にふり、アゼンタの近くにまで移動する。


「アゼンタ。私達マルガレーファミリーからの提案だけどアガート帝国を潰すために私達と組まないか?」

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