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モブはつかいまわされる

 僕はカース君に言われた後すぐにカース君の寮の部屋を教えられた後、次の日起こしに行くのを命じられた後、僕は自分の部屋に戻り、布団の上に寝転がる。今日はただでさえいろんなことがあったのに明日からカース君の世話をしないといけないなんて。もう、なんだろう。癒しがほしい。


「明日からカース君の面倒みないといけないのかー。嫌だなぁ。ほんとやだ」


 もう声に出さないとダメなくらいほんとやだ。僕はもうとりあえず明日のことは考えないようにしてその日は風呂に入った後すぐに就寝する。

 次の日、早めに起きて僕は支度をした後カース君の部屋に向かい、扉をノックするがカース君はドアを開けてくれない。無理やり部屋に入ろうとしたら鍵がかかっててあかない。どうしたらいいんだこれ?

 僕はとりあえずドアをでかい音がするくらいの勢いで叩くと部屋の中から


「うるさい!さっさと入れ」


 多分部屋の中にいるカース君が言うがドアには鍵がかかってる。どうしろと。


「鍵がかかってて開かないんです!開けてください」

「知るか。自分で開けろ」


 嫌がらせかよ。いやほんとに嫌がらせかよ。帰ってやろうかな。でもそれはそれでめんどうだしな。どうしたもんか。ほんとに。


「鍵持ってないんですよ。開けてください。お願いします」

「どうにかしてあければいいだろ?なぜ俺が」


 僕がカース君と扉越しに言っていると僕の隣にある男が現れる。この人、みたことないけど誰だろう。


「どうもはじめまして。僕はミル。よろしく」


 ミルと名乗った学生服を着た男、僕と似た感じの顔?で寄せた感じの髪型。唯一似てないのは体型で僕は割と普通体型よりだけどミルと名乗った男は僕より少し身長が高くて身が引き締まっていた。ミルは僕に近づくと僕のそばで小声で


(安心して下さい。僕でやす。ミルターでやす)


 え?ミルター?何で変装してわざわざ学校に?僕のことを心配してカイリちゃんが今学校で僕のことを何げに監視してるのは何となーくだけどわかっていたけどまさかミルターまで僕の監視をするのか?


(すいやせん。主人の学校生活を邪魔するつもりはないでやすが今日はカイリが姉?の世話をするらしくて学校を休むらしいでやす。だから今日は僕が代わりにきたんでやすよ)


 カイリちゃん今日休むのか。ていうかほんとに面倒見いいなカイリちゃん。ほんとに意外すぎて驚きだよ。

 カイリちゃんのことは一旦置いといて今は目の前の問題かな。ミルターとどうするか考えるか。

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