モブと二刀流
「やっと抜いたのね。じゃ私も少し本気で行くわよ」
アゼンタはガウスの攻撃を避けながらガウスのガラ空きになった体にパンチをくらわせ続ける。
「っぐ!」
「どうしたの?二刀流になってもあまり変わらないじゃない。ごめんなさいね。私が強すぎて」
「かっかっか。かまわないよ。お前が強いなら俺様は弱いやつから始末するから。強者との戦いは好きだが2人の後始末もしなきゃならないんでな!」
ガウスは僕に向かって斬りかかり、僕は慌てて剣を前に出すとガウスは僕の攻撃を避けると二本の剣で僕に斬りかかる。あ、やばい。これ死んだんじゃ
「あ、」
僕は避けようとした際何かに躓いてこける。そのおかげでガウスの攻撃を避けることはできた。
「な、なんだと!?」
「流石だねマブ!もう最高だよ!」
カイリちゃんが僕を見て言った後にアゼンタも僕の顔を見て嬉しそうにする。なんでそんな嬉しそうな顔をしてるんだ。あれだよ。今の避けれたのたまたまだから。かんちがいとかしないでよ!?
「こんなことが。この俺様が雑魚如きにまぐれで」
ガウスは攻撃を避けられた後に言うとアゼンタはガウスに一瞬で近づき腹部に向けて思いっきりパンチをするがガウスはその攻撃を剣でうけとめようとする。
「アゼンタ!」
「大丈夫だよ。そこのすごい人。私は負けないから。それに私の拳もくれてやるつもりはない。この拳はマスターのもの。だから大丈夫」
大丈夫なのはわかったけど僕のものとかやめてほしい。アゼンタの拳はアゼンタだけのものだからね。
アゼンタのパンチはガウスの剣の刃先ではなく平らなところをアゼンタは狙い、ガウスの剣を砕いた後にあらためてガウスの腹部を殴る。
「がっ!俺、様の、武器、が」
「さて。あの人に手を出そうとしたんだ。死を覚悟してもらうわ」
アゼンタはガウスの背後をとり、ガウスの背中を思いっきりなぐり地面に叩きつける。地面に叩きつけられた瞬間ガウスの体から鈍い音がした。あれは多分骨が砕けたかな?
「っ、あ。息、が、くる」
「地面に叩きつけたんだ。息がしにくいのは当たり前でしょ。ま、そうなる理由はよくわからないけど。背中の骨も砕いたしもう自分の力じゃ立つこともきついでしょうね」
「か、かっか。俺、様、もこ、こまで、か。かっ、かっか。最後に、身の程、を、しれ」
ガウスが喋っている間にアゼンタはガウスの顔面を殴るとガウスの顔面はどこかにふきとんだ。
「インパクト。私が奮った拳に思いっきりスピードをのせて放つ技。これを使った後私は腕の力でそれをしたことで片腕がしばらく使えなくなるわ」




