モブはマルガレーファミリーともめる
「なんで、こんな急に涙が溢れ。それに体がいうことを」
「私の魔法は感情の操作。そして応用すれば今あんたがなっている状態にまでできるのー。これでマブの役に立てると思ってね。これもマブの為!」
カイリちゃんはナキミに言った後ナキミは跪きながら
「クソ、がぁ!なんで動かない、体ぁ!私は、まだこんなところで」
「さ、マブ。とどめをさすといいよ。私は武器は今は持ってないしー」
えー。なんかとどめだけやるってのはなんか卑怯だな。僕なんだかんだ横やりしてナキミの攻撃をマジでなんとか防いだだけだし。
「お前、こんな勝ち方して、嬉しいのか」
これっぽっちも嬉しくないよ。というか僕の剣かすからカイリちゃんがとどめを刺しなよ。
僕はカイリちゃんに剣を差し出すとなんでか知らないけどカイリちゃんは泣きはじめる
「え、どうしたの。なんで泣くの?」
「いやその、ごめんね。マブの優しさに涙が」
優しさ?いやいやカイリちゃんが追い詰めたならカイリちゃんがとどめを刺すべきだと思って剣を
「私は確かに感情操作であいつを追い詰めたけどさ。でもこれができるようになったのもマブのおかげ。だからマブの手柄なのに私の手柄にしてくれるなんて」
いやだってカイリちゃんの手柄じゃん。てかこんなことしてる間にナキミが......
僕はナキミの方を見た瞬間、一瞬で何か通り過ぎたかと思えばナキミの頭が地面にめり込んでいた。
「マスター。待たせた!もう一人やったんだ!すごいね!」
僕の前にアゼンタが現れて言う。うんうん。流石は神速拳のアゼンタ。かおを地面にめり込ませるほどのパンチなんてほんと流石だよ。
「これも全てマスターの指示通り。でしゅ?カイリ」
「だねだねー。全て私達のマスターの計画通りってやつー」
ん、んー。それは僕のこと言ってるんだろうか?全部君らの手柄よ?僕ほぼなんもしてないで。
「まずマルガレーファミリーのやつは一人始末したしー。あとは九人とマルガレーか。この調子なら」
「ナンバーズともあろうものが何とも情けない。まさにファミリーの恥」
ギルドの中から今度は両手の爪が長いのが特徴で髪の毛は緑髪にロングヘアーの男が現れた。
「やはりナンバーズ最弱の名はだてではないね。ま、僕ちんからすればなんでこんなやつをファミリーに入れたのかパパの考えもわからないけど」
緑髪のロングヘアーの男は鋭利な爪でナキミの首を斬り落とす。
あいつ。なんで仲間の首を
「初めましてみなさん。僕ちんはアタカオ。マルガレーファミリーの一人だよ」




