モブの話を聞いた後の生徒会長の行動
「かっかぁ!いいねぇ!おめぇ名前は!」
「我はマイクルだ」
マイクルは攻撃を受けとめながら男に名乗ると男は
「マイクルねぇ!覚えたぜ!俺様はガウス。マルガレーファミリーの一人だ。さてお互い名乗ったし酔いも覚めてきた。ここからはギアをあげてくぜ」
「好きにしろ。我はもとよりこのギルドのマスター。マルガレーを殺しにきた」
マイクルがマルガレーファミリーのギルドに来た目的を言うとガウスと名乗った男は殺気を放ち
「貴様。俺様の場では言っていいことと悪いことがある。この俺様の兄貴分であるマルガレーの兄貴を殺すと本気で言っているのか?」
「無論だとも。我の学園の生徒に手を出したのだ。責任をとってマスターの首をもらう」
「はっ!ぶっ飛んだことを言いやがる。責任をとるなら普通はそいつにだろう。まぁいいや。マルガレー兄貴を殺す気なら殺してやる」
ガウスは剣をもう一本抜くと二刀流でマイクルに斬りかかる。
「っつ!」
「俺様は二刀流のガウスって呼ばれててな。俺様に剣を二本抜かせた時点で生きていたやつ、生かしたやつはいない。ようは俺様の二刀流を見たものはもれなく死んでいるということだ」
ガウスは喋りながらマイクルに攻撃し、マイクルは一瞬だけ反応が遅れ、その際片腕を切断された。
「ぐっ!」
「まずは片腕。兄貴を殺すと言ったんだ。そう簡単には殺しては」
ガウスが喋っている間にマイクルの切断されていない片腕に何か小さな弾のようなものが貫通する。
「なん、だと」
「ガウスー。あんまり遊ばないでよー。そいつは私を追ってきたみたいだからさ」
「ヒュースの兄貴。横やりはいつもやめてくれと言っているはずだけど」
ガウスは背後から現れたヒュースにいうとヒュースは
「まぁまぁ。今回は私の失態だからさ」
「ヒュースの兄貴の失態でも今追い詰めたのは俺様じゃないか」
「うん。わかってるよ。それに関しては感謝するけどこいつの処理は私がするよ。また別のやつがきたら面倒だしこいつは有効活用する」
ヒュースはガウスに言った後マイクルの前に立つと
「さて。君にはここで死んでもらう。遺言ぐらいは聞いてあげるよ。私は優しいからさ」
「ふ。遺言など殺しを始めてからそんなもん考えたことはな、ごふっ」
口から大量に吐血した後マイクルは
「そう、だな。我を殺せば」
マイクルが何かを言おうとした瞬間ヒュースはマイクルの頭を撃ち抜き、マイクルを殺した。
「相変わらず酷い殺し方するな。ヒュースの兄貴は」
「なんでだい?私は優しい殺し方をしただろう?頭を撃ち抜いて一瞬で殺したんだから」
ヒュースはガウスに言った後ガウスはため息をつき、ヒュースは殺したマイクルの遺体を担いでギルドの中に入って行く。