モブの可愛い後輩と仲間
「ク、ソ、がぁ」
金髪ショートヘアーの男はそのまま気絶するとアゼンタが二人をどこかに投げつけた後、アゼンタとアンチのいるところにミルターも駆けつけた。
「アゼンタ。急に走り出したと思ったらどうしたでやすかって」
ミルターはアンチの姿を見ると
「アンチじゃないでやすか。なんでこんなところに?」
「なんでこんなところにってここうちの前ですよ。お姉さまとミルターもなんでここに?」
「僕は巡回でやすよ。一応サブのギルマスでやすから。それでアゼンタも珍しく一緒に行くって言うでやすから一緒に巡回してたんでやすが」
ミルターはアンチに説明しているとアゼンタが
「こう、私の感がね、びびっときたのよ。それでここに来たの」
「まさかお姉さま可愛い私を助けに」
「いやいや違うよ。私はマスターを感知してここにきたのよ」
自慢げにアゼンタは言うとアンチはなぜか
「流石はお姉さま!先輩のリスペクトがすごくて尊敬します」
「ふふん!よくわかってるわねアンチ。流石は私の愛弟子」
アゼンタはアンチに言った後アンチの頭を撫でる。
「えへへ。お姉さまに撫でられました」
「うんうん。あんたの可愛いとこ私は好きよ。ただマスターに対する色目の使いすぎに関しては許さないけどね」
アゼンタはアンチを睨むとアンチは目を泳がせ
「な、なんのことですか?わ、私は先輩と先輩後輩の関係を」
「へー。ほんとに?私の目を見てそれ言える?」
アゼンタはアンチを睨みながら言うとアンチはすぐさま頭を下げ
「すいませんでした」
「うん。よろしい。それで?マスターは」
「先輩はもう帰宅しましたよ。大丈夫ですよ。先輩の護衛としての仕事はしてますから。可愛い私に寄り付いてくる奴らを撃退する。それで先輩を狙う奴も減ってくると私は思うんですよ」
「そうね。マスターに護衛をつける必要なんてないと思うけどマスター並みのお方なら誰が襲ってくるかわからないから」
アゼンタが言うとミルターとアンチは頷く。ステイランのいないところでまたもステイランの評価が持ち上げられる。本人はもう寮に帰宅して寝ているというのに。
「さて。それじゃ僕はそろそろ行くでやす。学校ではあいつがついてくれているでやすからね。僕は僕のすべきをことをできるでやす。アゼンタはこれからどうするでやす?もう帰るでやすか?」
「うん。私はもう帰る。だからミルター後は頑張ってー」
アゼンタはそれだけいい残すとその場から去り、アンチも家に帰った後、ミルターはあることを調べるため、ある場所に向かった。




