モブの可愛い後輩、実は
ステイランはアンチを送ってステイランの姿が見えなくなった後、アンチをナンパした二人の男が
「君は誘ってるのかな?」
「は?なんでそう思うの?」
アンチはナンパしてきた男二人に言うとナンパしてきた男のうちの一人、金髪ロングの髪の男が
「だって男をかえして自分だけになってさ。君が俺たちに勝てるとでも?」
「へぇ。手を挙げるんだ。男の人が私に。可愛い私を傷つけようと?」
「どうせ傷がつくんだから少しくらい痛ぶっても問題ねえだろ。それじゃ」
金髪ロングの男がアンチに触れようとするとアンチは金髪ロングの男の股間に金的をくらわせる。
金的をくらった男はくちから泡をふいて倒れた。
「ふぅ。またつまらないものを蹴ってしまいました。本当私みたいに可愛い女って罪な存在ですよね」
アンチはすっきりした顔で言うとナンパしてきたもう一人の男金髪のショートヘアーの男が
「て、てめぇ。可愛いからって調子にのんなよ。てめぇなんか」
「ねー。私にてめぇとか言わないでくれます。私可愛いくない呼ばれ方好きじゃないんですよ。せめて君とかにしてくださいよ」
「可愛く呼ばれたいなら名前くらいは教えてもらわないと。そうしたら可愛い姉ちゃんと言ってやるよ」
金髪ショートヘアーの男が言うとアンチは笑いながら
「あははは。可愛い姉ちゃんって最初から言えるじゃない。後私あんたみたいなゴミクズみたいな人間には名前を教える気はないの」
アンチは金髪ショートヘアーの背後をとり背後から横腹に蹴りをくらわせる。
「っつ!」
「どう?私の蹴り。けっこう効くでしょ?お姉さまに鍛えてもらったんだから」
「なかなかに、効くねぇ。でもこの程度じゃ」
金髪ショートヘアーの男は立ちあがろうとした瞬間、急に吹き飛ぶ。そしてアンチの前に一人の女性が現れた。
「アンチ何してるの?」
「アゼンタお姉さま!」
アンチは現れた女性、アゼンタに抱きつくと
「あんたバイトはどうしたの?後マスターは?」
「先輩なら先に帰りましたよ。可愛い私はあの貧弱な男二人に天誅を下してました」
アンチは倒れている男二人を指差すと
「あー。なんかぶつかったと思ったら男だったのね。遠目で見たくらいだから誰かといるのはわかったけどまぁ知らない男でよかった」
「そうですねお姉さま!どうでもいい男でよかったですね」
アンチとアゼンタは笑いながら言うと金髪ショートヘアーの男は口から大量に吐血しながらも立ち上がり
「この、クソ女、ども、必ずぶち」
金髪ショートヘアーの男が喋りきる前にアンチは頭に蹴りをくらわせた。