モブは生徒会とそうぐうする
僕もマイクルが喋っていると僕達のところにまた一人の女生徒近づいてきてマイクルの前でとまる。
「会長。こんなところで何をしているんですか」
近づいてきた女生徒は、マイクルに言う。見た目は黒い髪にポニーテール、体は細い方で腕にノートを抱きしめながら歩いてきた。
「アンコ君。ごめんね。少しこの生徒に注意をね」
「ただでさえ会長は中級貴族で反感をかいやすいんですから」
ポニーテールの女子、アンコと呼ばれた人は言うとアンコは僕達に近づき
「うちの会長が余計なお世話をすいません」
「いえいえ。別に構いませんよ。むしろありがたい注意をありがとうございます。カイリちゃんにはちゃんといいますので」
カイリちゃんの名前を出したとたんアンコが
「カイリ?その子のこと今カイリと言った?」
「え?はい。この子はカイリですが」
僕はアンコに言うとアンコはカイリちゃんに近づき
「落ちこぼれでケバいカイリ。あなたこんなとこで何してるの」
「......姉さんには関係ない。私はマブといるだけ」
姉さん?カイリちゃんとアンコが?全然似てないんだが?
「カイリ。あんたがそんな格好でいることに微塵も興味はないけど家を貶めるのだけはやめなさい。そうすれば私がなんとかするから」
「わかってるわよ。現に私は寮で暮らして家には迷惑をかけていません。生活費も自分でくめんしてますから」
カイリちゃんはアンコに言った後アンコはマイクルを連れて学食を出ていく。というかあの二人昼飯いつ食べたんだ?
「カイリちゃん。お姉さんいたんだね」
「うん。でもうちは基本私には関わらないし私もうちには興味がない。だから一人で生きていける冒険者やってるの。でもあん時マブのステッチに会わなかったら私はやばかったとおもう。今生きていけるのもマブのステッチのおかげ」
カイリちゃんは僕に言った後僕の弁当に入ってるおかずをひとつパクリと食べる。
「んー!やっぱりステッチの作る弁当は美味しい!最高!」
カイリちゃんは僕にいうとパクパクと僕の弁当を食べ始める。待って。そんな勢いよく食われたら僕の分がなくなるんだが!
僕はカイリちゃんが食べるのをとめようとしたけどすごい勢いで食べてあっという間に僕の分がなくなった。
......今から僕上級貴族のご飯買いに行くのか。上級貴族のご飯にハズレはないけどハズレがないからこそ食べづらいんだよなぁ。こう、一般市民が食べるような奴が僕には性にあって......。ん?買い出し?なんか忘れてるような