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モブはなぜか恨まれる

「おはようございます。カース様」


 教室に入ってきた男、制服は男子の着る制服だから男なのはわかったけど顔全体に包帯を巻いているから誰だかわからない。


「気色の悪い男だ。お前は誰だ」

「俺です。アールマスです」


 顔に包帯がぐるぐる巻きの男はアールマスと名乗る。え、一昨日くらいに見かけた時には綺麗な顔していた?と思うのになんで急に顔に包帯を巻いて、まさか厨二病でも発症したのか?


「お前がアールマス?くだらん嘘をつくな。アールマスは俺が認めるほどの美形。そんな醜い顔でいるわけないじゃないか。アールマスは自分の顔に圧倒的に自信を持っていたからな」

「お、俺は昨日ある冒険者に顔を斬られて。それで顔のきりきずを治そうとしたんですがなぜか治らなくて。それでみっともない顔を晒すくらいならとこのような状態できた始末です」


 アールマスはカース君に言うとカース君はアールマスを蹴りとばし


「ふん。お前のような醜いやつ、俺のまわりにはいらん。二度と俺に関わるな」


 カース君はアールマスに言った後、アールマスはその場で地面に蹲った後顔だけあげて僕を睨む。

 な、なんで僕を睨むんだ?僕はなんもしてないぞ


「お前にさえ、お前のような下級貴族にさえ関わらなければ俺は、俺はぁ!」


 急に立ち上がまたかと思えばアールマスは僕に襲いかかる。僕は咄嗟に避けようとしたら教室に入ってきた瞬間アールマスを踏みつぶしてその上に女性が現れた。


「ハロハローステッチ!帰ってきたよ」

「お、おかえり。カイリちゃん」


 僕の前に現れたのはカイリちゃん。カイリちゃんは僕と同い歳でちなみに冒険者、アークストームの一員だ。


「やぁやぁ皆の衆!私が帰ってきたよ!」


 カイリちゃんは教室の生徒達に言うと生徒達は静かに席に座る。


「えー。なんでみんなそんな黙り込んでいるの。面白くないよー。ほらみんな笑って!笑って笑顔で過ごそうよ!スマイルスマイル」


 カイリちゃんが笑った瞬間カース君以外の教室にいる生徒達はビクビク震える。ちなみに僕はふるえてないよ。


「もうー!せっかく帰ってきたのに面白くないじゃん!私がじゃ笑顔にしてあげるから」


 カイリちゃんは魔法の詠唱をはじめ唱えた後、教室で震えていた生徒達は次第に笑い始める。これがカイリちゃんの魔法、感情の操作だ。本来なら魔法で感情のそうさなんてできない。カイリちゃんがなんでこんな魔法を使えるのか。それはカイリちゃんには才能があり努力したからだ。でも性格は前の方がよかったかな

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