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モブは囮につかわれる

 セイブスは今度は僕の方に突っ込んでくる。ど、どうする!?僕はあいつの攻撃に耐えられる自信がないよ!


「さぁどうする!この仮面の人は弱いと見た!だから偽物がこいつを庇うはず!」


 セイブスは僕にナイフを投げてきたけど僕はとりあえず投げてきたナイフをはじくけど間合いにはいられる。


「うっ!」

「残念だけど死んでね!仮面の人」


 僕はやばいと思った時光の速さでセイブスの顔面がなぐられ、僕の前に人影が現れた。


「もう何してるのよミルター。時間稼ぎくらいはちゃんとしなさいよ。仮面の人が手を下しそうだったじゃない」


 僕の前に現れたのは数時間前に強い魔物とやらを討伐しに行ったアゼンタだった。帰ってくるのはや。おかげで命拾いしたけど。後手を下すじゃなくてくだされそうだったから。


「が、っは。よ、くも、俺の、顔に、傷を。よく、も」

「男がみみっちいこと言ってるんじゃないわよ。それにさぁ」


 アゼンタは一瞬でセイブスに距離をつめ顔面をタコ殴りにする。


「ぐ、う、おぁ」

「仮面の人を狙おうとしたのは万死に値するわ。だからまずはあなたから始末してあげる。うちの冒険者も殺したみたいだしね」

「い、いや、だぁ。お、れぁ、かえ、るからぁ、ころ、さなぃ、でぇ」


 セイブスは顔面が腫れ上がった状態でアゼンタに言うけどアゼンタはきくみみをもたない。

 アゼンタは僕を殺そうとしたやつを逃さず殺すからな。セイブスだったか?なんかごめんね。


「も、う、や、め」

「やめない。これでラスト」


 アゼンタはセイブスの顔面を潰す勢いで最後片腕にスピードをのせセイブスを地面にめり込ませるぐらいの勢いで殴った。

 セイブスの顔は見事に地面にくいこみ、セイブスは全く動かなくなった。


「ちょっと。殺すのはまだはやいでやすよ。アゼンタ」

「あ?いつまであんた変装してるの?それにこいつはあの仮面の人に手を出そうとしたんだし殺すのは当たり前でしょ。それで?あいつがマスターが言っていた他ギルドの襲撃?」

「そうだよ。全てはマスターの予想通りだよ」


 へー。ギルドマスターの予想通りなんだ......ん?それってまさか僕じゃ


「偽物野郎とアゼンタ。よくもセイブスを」


 ハンマーをかまえながらゆっくり近づいてくるブラッツ。ブラッツの変装をしていたミルターは変装をとくと


「今更変装している意味もないでやすね。もう敵はあんた一人でやすから。それに」

「それに?何かな?」


 ブラッツの背後から声が聞こえてきたかと思うとブラッツの背後に髪の毛は青色のショートカット、服装は青いコートを着た男が立っていた。

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