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貴族のモブは陰ではギルドマスター〜なぜか仲間が過大評価していく件〜  作者: アークマ


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モブは争いに巻き込まれる

「ほんとよわーい。これで王国最強ギルドなんて笑えるね。やっぱりアークストームの功績がでかいんだね。でしょ?サブマスターのミルター君」


 セイブスはゆっくりミルターに近づきながら言うとミルターは


「さぁ?確かに僕はサブマスターですけどアークストームの功績だけじゃありませんよ?高戦力である人達は今依頼で出払ってますから。しかしそんなところを狙って弱いとか言うだなんて古いギルドの人達は卑怯なことをするのが好きなんですね」


 ミルターがセイブスを煽ってるけどセイブスは軽く笑って


「あはは?挑発のつもり?別にのってあげてもいいけど君如きじゃ俺には勝てないよ」

「さぁ?それはやってみないとわからないんじゃないですか。仮面の人。少し失礼します」


 ミルターは手に持っていた丸い玉を地面に投げると丸い玉から煙がわいてくる。これは煙玉かな?


「煙玉なんて小細工は俺からすれば簡単にどうにでもできるよー。ブラッツ。ハンマーふって」

「ったく。ギルドマスターであるわしをあごにつかうのはおまえくらいだろう、な!」


 ブラッツがハンマーをふるった風で煙は一気にはれ、僕は隣を見るといつの間にかミルターの姿が消えていた。あれ?ミルターはどこに?


「そこの仮面男。もう一人の男はどこいった?」

「いや、僕は知らな......!?」


 僕はセイブスの隣を見て驚いているとミルターも隣を見る。セイブスの隣にブラッツが二人いた。


「なるほど。今の煙は囮でこんなくだらないことをするためかー。でも驚いた。本当にどっちがブラッツかわからないや」

「は?お前わしとあれだけいてわしがわからんとはどういうことだ。こんな変装如きで本物と偽物の区別がつかんなどとはな」


 セイブスの左側にいるブラッツが言うともう一人のブラッツ。セイブスの右側にいるブラッツは


「偽物かもしれん貴様には同意見だ。あんな小僧如きの変装に惑わされるなどお前はまだまだだ」


 二人のブラッツはセイブスをバカにするとセイブスは


「煽りには耐性あると思ってたんだけどなぁ。何でだろ。知っているやつからバカにされると少し腹が立つなぁ」


 セイブスは二人のブラッツにナイフを投げると二人ともハンマーをふるってナイフをうちおとす。


「へぇ。仕草まで一緒とかやるね。気持ち悪いくらいに」

「仕草まで一緒とか貴様はわしのことそこまで見とらんだろうが」

「そうだったそうだった。ブラッツにはそこまで興味ないんだった。俺は俺のやりたいようにやるだけだ」

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