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貴族のモブは陰ではギルドマスター〜なぜか仲間が過大評価していく件〜  作者: アークマ


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アガート帝国〜帝国五騎士〜

 帝国五騎士のうち二人は倒した。アルザを倒した後奥の扉は開き、僕達は少し休んだ後奥の部屋に向かう。奥の部屋に入った瞬間、アルザ同様部屋の真ん中に一人の騎士が立っていた。


「あぁ。やっときてくれた。これでこの鎧を外せる」


 鎧を着ていた騎士が言うと鎧を脱ぎ捨てる。鎧を脱ぎ捨てた騎士の見た目は全身に赤い布を巻いており顔の部分は口と目の部分にだけ赤い布は被せてはなく、着衣は黒いローブを纏っていた。


「ようこそ侵入者サマ。僕の名はコニアクス。以後よろしくね。いや、今死ぬんだしよろしくとかないか」


 コニアクスと名乗った男は僕達に言った後赤い布に指先を当てた後僕達に赤い布に当てた指先を向け


「バンッ」


 コニアクスは僕達に言った瞬間僕達の目の前が急に爆ぜた。

 何だ!?一体何が


「僕は絶望のコニアクス。僕の相手は絶望して死ぬ。僕の前でなすすべもなくね。アルザをやって調子にのってるかもしれないけど僕はアルザより強いから。死ぬといいよ。侵入者サマ」


 コニアクスは僕らに言った後ローブの袖からチェーンを僕らに向けてとばしてくる。


「危ない!」


 アゼンタは僕を庇い、コニアクスのチェーンをくらう。


「何?全然痛く......!?」


 アゼンタは余裕そうにコニアクスに言った後急に頭をおさえながら


「あ、あぁっ!ああ!」

「ははは!この魔道具、絶望のチェーンはこれを受けた瞬間必ず絶望する呪いの魔道具だ!そしてこの僕が見にまとう赤い布も呪いの魔道具。お前たちにはこの呪いの魔道具を受け続け絶望して死んでもらうぞ!」


 呪いの魔道具なんてまた面倒な。でもアルザよりは......。けど僕のせいでアゼンタは戦闘ができない状態に


「ここは僕がやりますよ仮面の人」


 ミルターが前にでて僕に言う。いやいや僕がやるってミルターの魔法は


「僕の魔法は弱いやつになら何とか対抗できますが強いやつとの戦闘は難しいです。でもあいつくらいなら何とかなるでしょう」

「本当か?お前までアゼンタみたいになるのは僕は嫌だよ」

「大丈夫ですよ。アゼンタのことお願いしますね。仮面の人。後プルトールとカイリも」


 ミルターがアークストームの僕らに言うとマルガレーは


「僕も加勢すればいいのかな?僕に頼まないということは」

「僕一人でやるので大丈夫ですよ。マルガレーさんは休んでいてください」


 ミルターがマルガレーに言った後コニアクスの前に立ち


「おまたせしました。ザコニアクスさん」

「は?今なんて言った。よく聞こえなかったか聞き間違いかな?」

「ザコニアクスって言ったんですよ。ザコニアクス」

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