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貴族のモブは陰ではギルドマスター〜なぜか仲間が過大評価していく件〜  作者: アークマ


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アガート帝国〜凍土のアルザ〜

 アゼンタがマルガレーに言った後プルトールはアルザになんとか抵抗しているような状態だった。


「どうした?そんな動きだと私には勝てないよ」

「うるさいなぁ。寒いからさ。プルトールは今動いて体あっためてるんだよ。そんなこと言うくらいなら氷をだすのをやめてくれないかな?理想のプルトールならもっと上手くやれるんだけど」


 プルトールがアルザに言うとアルザはプルトールに近づき


「わからないかな?私に近づけば一瞬で凍る。それくらいわかりなよ。私がその気になればお前如き簡単に」

「あのさ。うるさいんだよ。今プルトールは集中してるんだ。そう簡単に近づかないでくれないかな」


 プルトールは近づいてきたアルザを蹴りとばすとアルザは


「な、なぜだ!私を蹴れば貴様の足が」

「凍るわけないだろう。お前如きの氷魔法でプルトールが凍ることはない。理想のプルトールならお前如きもう倒している。プルトールが相手をしているからまだ立っていられることを理解してもらいたいな!」


 プルトールはアルザに持っている長い太刀を凍らせて凍らせた長い太刀でアルザの顔面を殴る。


「っぐ!」

「お前のその氷魔法は近距離なら強いかもしれんが遠距離ならどうにでもできる。まぁプルトールからすればどうということはないが」

「な、めるな!アガート帝国の、帝王の側近でもある私達四騎士がそうも簡単に倒せると思うなよ!」


 アルザは手を前に出すと氷のつぶてが現れ、プルトールに向けて放たれる。プルトールはアルザの氷魔法を避けてアルザに向けてまた長い太刀の鞘で殴る。


「ぐぁっ!」

「いい加減わからないかな?プルトールには勝てないってこと。プルトールは勝ちの見えない勝負ほど飽きることはない。理想のプルトールなんてもう飽き飽きしてお前なんて見えなくなってる」

「さ、さっきから意味のわからんことを。いいだろう。私も本気をだしてやろう。これをするのは久しぶりだがお前たちは耐えきれるかな?」


 アルザはプルトールに対し言うと手を前に出す。するとやつは体の先から氷の体に変質していき数秒後に体は氷の塊ようなものへと変わった。


「凍土モード。この姿になったからには私に勝てるとは思わないことだ」

「へぇ。体が氷に変わっただけじゃないか。そんなんでこのプルトールを倒せると?」


 プルトールはアルザに太刀の鞘で斬りかかるがプルトールの攻撃をアルザは氷で防ぐ。


「本来なら私に触れた時点でこおるんだがこの太刀はすでに凍っている。命拾いしたな」

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