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アガート帝国〜激戦 2〜

「僕の攻撃をとめたから。ま、それしかできないだろうな。君ら程度の雑魚じゃ」

「ホニンは、ホニンは雑魚なんかじゃない!雑魚だったら帝王様の騎士には」


 ホニンはマルガレーの攻撃を受けとめながら言うとホニンの肌の色が急に黒く染まっていき口から吐血したりする。なんだあれは!?


「な、なんだこれ。なんでホニンの白い肌の色が黒く」

「お前達騎士はそこら辺の弱い奴よりかは強いかもしれない。でも僕からすれば弱者なんだよ」


 マルガレーはホニンに言った後、ホニンのランスを剣で勢いのまま破壊し、ホニンごとたてに両断する。


「準備運動にはちょうどよかったよ。それじゃね」


 マルガレーは長い剣を鞘におさめて言うとアゼンタが


「マルガレー。あんた結構強いのね」

「そうかな?あんな弱い奴らを簡単に倒したくらいで強いとか言われてもあんまり嬉しくはないかな」


 マルガレーがアゼンタに冷たく言う。僕もマルガレーはけっこう強いなとは思ったよ。僕あの二人の攻撃避けれるか避けれないかだったし、それにあの二人はマルガレーからしたらどうかはわからないけど僕からすれば全然雑魚じゃなかった。


「あの二人、確かに私達でも簡単には倒せるけど雑魚というほど雑魚でもなかったわよ」

「んー。まぁ連携されたら多少はてこずったかもだけどね。あいつら僕のことをなめてたから隙をついてやってやったよ」


 マルガレーはアゼンタに軽くいう。マルガレーは軽くいうけどそれでもそれをできるほどマルガレーは強いってことだろ。


「さぁ。先に進もうか。城まではもう少しだ」


 マルガレーが僕達に言った後僕達はマルガレーの後に続いた。




 ステイラン達がアガート帝国に入った際、その情報はすでにアガート帝国の王、アガート帝王の耳に入っていた。


「アガート帝王。奴らが来ましたよ」

「くっくく!わかっておるわ!しかし貴様もわるよのぉ。まさかの祖国を裏切るとは。のう、アールマス」


 アガート帝王の前でひれ伏しているのは顔に包帯をぐるぐる巻きにしている人だった。


「その名は捨てました帝王様。今の俺はあなたの忠実な部下、アルマです」

「そうだったそうだった。貴様のおかげで妾は非常に助かっておる」


 アガート帝王は笑いながら言うとアルマは


「いえいえとんでもありません。むしろ俺の復讐の手伝いをしてくれたこと誠にありがとうございます」

「くっくっく!違うな。妾は貴様の復讐を利用しただけ。手伝いなどしておらんよ」


 アガート帝王はアルマに言うとアルマはまた頭を下げていた。

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