表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

9/58

遅刻伝説 東京 大阪 北海道 沖縄

校長の長い話がようやく終わると、突然体育館の扉が勢いよく開いて一人の女子が瞥ン急ぐ様子も無く歩いてくる。

「あっ、校長の話終わったとこ? いいタイミングにきたもんサー」

 当然彼女一人の行動で入学式が止まるわけもなく行事は進行するが生徒達の視線は明らかにその女子一人に向けられている。

 小学生と見間違わんばかりの小さな体に小麦色に日焼けした肌が印象的な彼女は一番後ろに立つ北海道と岩手の横を通って女子の列の前から二番目に並ぶ。

 入学式にこれだけ遅刻しても陽気な表情を浮かべる少女に、その隣に立つ東京と大阪は

ただただ呆れた。



沖縄:遅刻率日本一位、一時間や二時間遅れるのは当たり前、ビジネス系の大事な会議でも三〇分は遅れるらしい。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ