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寒い壁と夜
3「寒い壁と夜」
大型トラックの荷台一杯に汚れた服をまとった
男たちがすし詰めに入っている
その男たちは、ある場所に止められると
銀色の荷台の外に出され一列にその銀色の壁に並んだ
「さて、あなた方は、100銭という価格で売られました、これは、人攫いや国のルールではなく
あなた方が決めたことだ
決して暴れないように」
男は、無精髭を撫でると
全員いることを確認しチェックボードをしまう
「では、戻ってください」
このあと二時間後に引き渡しがある
本来であれば、自分で、顧客まで売りさばいた方が、早いのであるが、質も悪く第一大人だたいしてたかく売れない
それなら、死ぬことが前提のアホな労働所に、斡旋したほうが、スマートと言うものだ
つまらないが
「まさに、犬のような仕事ですね」
男の横に、スーツのような黒い服を着た少年が居た
「こんなに、部下が居る中で、何を考えている」
「部下ってあの二人だけじゃないですか」
銀色の荷台の横に二つの人影が倒れていた
「何が望みだ」
男は、横を見ずに言う
「あなたを殺すことですよ」
寒いブリザードが、一瞬道を吹き通る
集
悲しいぐらい長い廊下を進んだ少年は猫の長靴を見て




