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異世界ホームステイ (短編)  作者: イカ君
4/10

この人が俺のホストファミリーか

 警察から話を聞いてわかったことがある。

 ・世界は何種類もあり数は不明。

 ・異世界から人が来ることが数年に一度あり、だいたい一ヶ月で影に呑まれて消える。

 ・この世界は魔法が発達してるが、異世界人の知識で多少科学の研究も進んでいること。

 ・異世界人を受け入れるホームステイみたいな風習があること。

  この四つだ。

 今は俺を受け入れてくれる家族を待っている。正直待つのは暇なので俺は警察官に話しかけてみた。

「ちょっとお尋ねしますが、この世界には黒い髪の人は居ないんですか?あとやたらと小柄な人が多いのはなぜでしょう」

「黒髪の人間か。たまにいるぞ。この世界はカラフルな髪の人ほど魔法の才能があり、黒髪の人は魔法が使えないんだ。だから黒髪の人は体を鍛えてスポーツ選手を目指す人が多いんだ。逆にカラフル頭は魔法に頼りすぎてヒョロヒョロな奴が多い」

 へー。どうりで小柄な人が多いわけだ。俺は魔法を使える訳じゃないのか残念。

話してる間に女の子が来た。年齢は俺より少し下か。トンネルの前で見た黒いローブを着た娘だ。金髪だしこの子も魔法を使えるのかな?

「あなたがうちにホームステイする一樹さんですか」

「はい。一樹です。一ヶ月間よろしくお願いします」

もう名前も伝えてあるらしい連絡が早いな。名前でも聞くか。

「あ、そうだ名前聞いてもいい」

「私の名前はロロ。よろしくね。まず家に行きましょう」

「よろしくねロロさん」

俺たち二人はロロの家に向かった。


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