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異世界ホームステイ (短編)  作者: イカ君
3/10

どうやらここは魔法が発達した世界らしい

 魔法界。字面だけで考えるならあれか、科学の変わりに魔法が発達したようなもんか?それでもにわかには信じられない。

「おじさん。俺、気が付いたらここにいて困ってたんです。迷子です。」まずは率直に困ってることを伝えてみた。

「ほう、迷子とな。取り敢えず交番に連れていくからそこで話を聞きなさい」

 俺はその言葉にしたがって交番に連れてって貰った。

 交番では体格のいい若い男の人が立っていた。

「お巡りさん。迷子を連れてきたので、面倒を見てあげて下さい」

「げんさんいつもご協力有難うございます。さあ君中に入りなさい」

 赤髪のおじさんはげんさんと言うらしい。去り際に有難うございますと伝えて中に入る。おじさんは手を振ってくれた。




 ーーーーーーーーーーーーーーーー



 中に入ると涼しい風とちょっとしたミストがかかった。しかし機械らしきものはない。そんなことを考えていると

「君何処から来たのかね、名前も合わせて正直に言うように」

 と言われた。俺は正直に

「名前は一樹です。日本から来ました」

 と答えた。しかし警察の人には渋い顔をされた。

「もう一度いいたまえ」

「名前は一樹です。日本から来ました」

 再び沈黙。暫くすると

「ハァ。また異世界人か。今度は何だね、科学が発達した世界か、または筋肉が正義の世界か、それともこの世界以上に魔法が発達した世界か」

「ええとその、科学が発達した世界です」

 驚いた。まさか異世界があるだけじゃなく数もたくさんあったなんて。きっと警察に長い間お世話になるんだろうなぁ。俺はちょっとげんなりした。








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