482.魔境の開拓者
[作者]
及川 正樹 様
[あらすじ]
時は開拓時代。
人々は生存領域を広げるために命懸けで魔境に挑んだ。
いくつもの開拓村が魔境を切り開いて作られ、消えていった。
そんな開拓村の中の一つで孤児の主人公は生活している。
中世ヨーロッパ風世界を懸命に生きる少年、少女の物語
[感想]
たまにこういう重すぎず軽すぎないなろうっぽさのある作品を読みたくなる不思議。
作品の内容としてはよくある中世ファンタジーで主人公たちがコツコツと頑張るお話。最初はほのぼの開拓記もしくは内政系の作品かなあと思って読んでいたんですけど、途中から予想外の展開になって驚きました。ドシリアスというほどではないですけどちょいシリアスめというか色んな意味で治安の悪い世界です。
主人公たちはチートとかは殆どなくて、強いていうなら危険な辺境で育った経験があるおかげでちょっと他より認識とか強さが優れているといった感じで、ちゃんと鍛えたり工夫して強くなっていきます。
圧倒的なチート無双も嫌いではないんですけど、地道に成長して程よく生活が向上していくこういう作品も好きなので面白かったです。
ちなみに更新は割と諦めかけています。ただ物語は山場で終わっているとかではないので消化不良感はそれほどなく個人的にはまだよかったかなあと思っています 笑
時折辛いことがありながらも必死になりながら毎日を過ごしていく少年少女、そんな物語を読みたい人は是非一度読んでみてください。
[評価]
総合評価:7
恋愛:2
ハーレム:2
無双:0
[その他]
更新停止中
文字数:40万文字
読了時間:14時間程度
作品URL: https://ncode.syosetu.com/n0017dx/
【次回予告】
少年は異国の地で少女と出会い、逃避行の旅をする。
【追記】
次回作のタイトルがわかった場合、ネタバレ防止のために感想欄で直接タイトルを回答するのではなく、読んだ人になら伝わるなって感じで軽くボカしてくださると嬉しいです。