467. 私をときめかせてくれたら、付き合ってあげる ☆
明けましておめでとうございます!!(2回目)
先週から短編をめっちゃ連投しているのでお見逃しがないようお気をつけください!!
[作者]
藤崎珠里 様
[あらすじ]
振られる気満々で、俺は高嶺の花――と呼ぶには少し性格にトゲの多い、同じクラスの時雨瑞姫さんに告白をした。
にこやかに微笑んで、彼女は言う。
「それじゃあ、私をときめかせてくれたら、付き合ってあげる」
「…………は?」
とりあえず頑張ってみたものの、俺は口説くのが絶望的に下手であった。なのに時雨さんは、放課後毎日、俺に口説くチャンスを与えてくれる。
なんで!? おもしれー男認定された!?
何か抱えたものがありそうな時雨さんとの、友達未満なのに友達のような関係は続いていく。
――そうしてやがて、人の隠しごとには絶対に踏み込みたくない俺にも、踏み込まざるを得なくなるときがやってくるのだった。
ときめきを知りたい女の子は、不器用で、めんどくさくて、かなりの意地っ張り。
口説くのが下手な男の子は、やっぱり不器用で、ちょっぴりめんどくさくて、すこーし意地っ張り。
そんな二人の恋と、友情のお話。
[感想]
タイトルの時点でなんとなくわかると思いますが、めんどくさいヒロイン最高でした。なんでめんどくさいヒロインってこんな可愛く見えるんでしょうか 笑
物語はちょっと変わった男の子が好きな子にダメもとで告白したら条件付きで付き合うチャンスを貰って毎回告白のダメ出しをされながらも奮闘するお話。
主人公は純粋で良いやつなんですけど、恋愛面でちょっと引くくらい変わっているところがあります。ただだからこそ告白を拒否しまくっていたヒロインからチャンスが貰えたわけなのですが。
最初にも書きましたがヒロインが結構めんどくさいです。主人公のことではないんですが、自分の気持ちから目を逸らしたり逃げたりして。ただそこがめちゃくちゃ可愛くもあって私は好きでした。よくよく考えるとめんどくさいヒロイン好きなのもなかなかめんどくさいのではとか思わなくもない 笑
人との関係に臆病になった2人が少しずつ変わっていく、そんな物語を読みたい人は是非一度読んでみてください。
[評価]
総合評価:8
恋愛:4
ハーレム:0
無双:0
[その他]
完結済み作品
文字数:10万文字
読了時間:4時間程度
作品URL: https://ncode.syosetu.com/n8975hi/
短編連投したせいで次回の紹介作品を考える余裕すらなかったので次回予告はなしで!