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460. 【完血】超絶美少女な小悪魔系後輩に告白されましたが彼女の目当ては俺のカラダだけでした〜血液目当ての吸血鬼少女に懐かれたので俺の血無しでは生きていけないカラダに調教してみた結果〜 ☆

6

[作者]

バルサミ子 ‬ 様


[あらすじ]


 冴えない俺は、車から身を挺して一学年下の後輩、羽黒澪を庇った。

 それからというもの助けた美少女、澪に懐かれたらしく毎日かまってくるようになった。


「セーンパイ、一緒に帰りましょ♪」

「センパイ、明日デートに行きませんか?」


 チョロい俺は当然惚れてしまう。

 それを見計らったようなタイミングでなんと澪の方から告白してきたのだ。

 躊躇う理由などない俺は当然OKして晴れて澪と付き合うことになった。


 その後も順調に付き合いを重ねて、そして付き合って1ヶ月の記念日……


「センパイ……目を瞑ってください」


 モジモジとそう言った澪を見て俺は確信する。

 ついにその時が来たのだと。


俺は言われた通りに目を瞑った。

……

…………

………………カプっ


 首筋にチクリとした痛みが走り目を開けると……なんと澪が俺の首筋に歯を突き立てて血を吸っていた。


 なんと澪は吸血鬼で、最初から俺のカラダ目当て、血液目当てで付き合っていたのだと言う。


「別れますか? 無理ですよね? だってセンパイ私にもうベタ惚れですもん」


 惚れた弱みに付け込まれ、付き合う対価に血液を要求されることとなった。


 純情な心を弄ばれた俺は復讐を決意する。

 澪を俺の血無しでは生きられないカラダになるまで調教してやる……と。


【一途な主人公と小悪魔系後輩が織りなす誰も不幸にならないざまぁラブコメ、開幕】


[感想]

ラブコメでもう遅いとかざまぁって割とありますが私あんまりそういうの好きじゃなくて、全部こういうイチャラブもののざまぁだったらいいのになあとなりました 笑

物語は車に轢かれそうになった女の子を助けて仲良くなったら告白されて付き合うことになったけど、実は女の子は吸血鬼で主人公の血が目的だったという事実が明かされて、そんなことを知らずに惚れてしまったことにムカついた主人公が仕返しに自分の血に夢中にさせるように頑張るざまぁ(?)もの。

最初は主人公の方がヒロインのことが好きで、ヒロインはまあ血が美味しいし助けてくれたから人として好意はあるくらいの関係でしたが、主人公の頑張りで徐々に変わっていきます。

個人的に一番最後の小ネタというか吸血鬼の特性がなかなか好きでした。なるほどねえと思いつつもそんなことどうでもいいくらいヒロインの反応を想像したら可愛かった。

一応中編のくくりですが、私が普段紹介する短編とあんまり文字数的には変わりないです。

血を吸う側と吸われる側だった2人の関係が少しずつ変わっていくラブコメ、そんな物語を読みたい人は是非一度読んでみてください。


[評価]

総合評価:7.5

恋愛:3

ハーレム:0

無双:0


[その他]

中編作品

文字数:2万文字

作品URL: https://ncode.syosetu.com/n5387ha/

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― 新着の感想 ―
[良い点] まだ<人魚姫>の序盤で笑っておるんですが(笑) [一言] これも後日にと(笑)
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