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308.偉大なる魔法使いの弟子とそのまた弟子 ☆

[作者]

みぬま‬ 様


[あらすじ]

 この世界には『偉大なる魔法使い』と呼ばれている人物がふたりいる。ひとりは『知の賢者』の異名を持つ故人ソルシス。もうひとりはソルシス唯一の弟子と言われている『書の賢者』マールエル。


 青年セレストはそんな『偉大なる魔法使い』であるマールエルの唯一の弟子にして、養い子でもあった。

 独り立ち後は王国魔法師団に所属していたが、ある日突然、師から手紙が届く。その手紙をきっかけにセレストは魔法師団を退団し、師が待つ家へと向かった。


 そうして辿り着いた家に師の姿はなく……代わりに、見知らぬ少女がいた。



 これは他人への関心が希薄な青年と親に捨てられた少女が出会い、人として、そして魔法使いの師弟として成長していく物語。


[感想]

始終ゆったりとしていてほのぼのとしながら読むことができ、心が暖かくなる、そんな物語でした。

あらすじとタイトルである程度物語の内容は分かると思いますが、師弟関係となった不器用な2人が6年という年月を過ごしていくうちに打ち解けていくといった感じの物語です。なので師匠と弟子、2人揃ってこの作品の主人公なのだろうなあと思いました。

基本的には最初にいった通りほのぼのとしているのですが、すれ違いがあったりしてちょっぴりシリアスな展開になることもときどきあります。まあ大抵直ぐに解決するので読むのが辛くなるといった風にはならないと思います 笑

また、弟子である少女の成長だけではなく、師匠としても成長する姿が描かれているのがとても良かったです。師匠であるセレストが魔法使いとしては才能があるのに対人関係が不器用で、突然できた弟子に悪戦苦闘しつつも教えていく姿が微笑ましくて好きでした 笑

それに、最初は警戒心MAXであった弟子が徐々にセレストに懐くのがめっちゃ可愛いのでオススメです 笑

あとは2人の出生など、隠された秘密に関する伏線が作中でちょこちょこあったりして、終盤にかけて「あれ?もしかしてそういうこと?」って感じで謎が解き明かされるのをドキドキしながら読めるのが良かったです。そして読了後はタイトルに違った印象を感じると思います。

偉大な魔法使いの弟子とそのまた弟子のほのぼのとした師弟関係、そんな物語を読みたい人は是非一度読んでみてください。


[評価]

総合評価:8

恋愛:3

ハーレム:0

無双:0


[その他]

完結済み作品

文字数:35万文字

読了時間:10時間程度

作品URL:https://ncode.syosetu.com/n6959ei/










































【次回予告】

才能は全くないけど、実家が金持ちなのでお金Tueee(札束でぶん殴ってしまう)主人公の成り上がり物語


【追記】

次回作のタイトルがわかった場合、ネタバレ防止のために感想欄で直接タイトルを回答するのではなく、読んだ人になら伝わるなって感じで軽くボカしてくださると嬉しいです。

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