24.異世界ギルド創始譚 ☆
[作者]
イワタニ 様
[あらすじ]
ユート、二十歳。人を助けるために事故死し、そして転生することを許された。
転生した先は刺激に溢れる「剣と魔法のファンタジーワールド」のはずだった。この世界で魔物を倒して生活する刺激的な冒険者という生き方を選んだユート。しかし、この世界には「冒険者ギルドがない」という大きな問題があった。ユートはそのことに不満を覚え、この異世界で仲間たちとともに時に魔物と、時に貴族と、時に外国と戦いながら、理想の冒険者ギルドを作ろうと足掻いていく。
――そう、これは冒険者ギルドを作ろうとした男の物語である。
[感想]
異世界なのにギルドがないという主人公にとっては不便すぎる物語。
異世界物といったら必ずとっていいほど登場するのが当たり前な存在であるギルドですが、これはそのギルドを作っていくことがメインです。この物語ではギルド作るためにいろいろと問題がでてくるのですが、確かに冷静に考えるとギルドって存在しているのが不思議だなって考えさせられました。ある意味国に対する武力ですし、どの物語でも普通は最初から権力を持ってるので国から独立しているというのもわかりますがそもそも作ろうとする時点で潰されますよね。
ただ物語の終盤ではある程度ギルドの権利も確立されて内乱などに巻き込まれていくのですが、そこらへんは他の物語と似たような展開なのでもう少しギルドの存在を強く出してくれたほうが面白いかなと思いました。
全体的には今までにない話しだったので先の流れを予想しにくく楽しく読めました。
ありふれた異世界ファンタジーに飽きてきた方にはオススメなので是非一度読んでみてください。
[評価]
総合評価:7
恋愛:5.5
ハーレム:7
無双:3
[その他]
完結済み
文字数:140万文字
読了時間:50時間程度
作品URL:https://ncode.syosetu.com/n0800cn/




