22.転生したけどやっぱり底辺ぽいので冒険者をやるしかなかった ☆
[作者]
よぎそーと 様
[あらすじ]
現代からファンタジーっぽい世界に転生したはいいが、特別才能も能力もない。
前世の知識や経験も活かせるわけでもない。
生まれ育った村にいても、それ以上の先はない。
ならばと思って町に出て冒険者になっても、うだつは上がらない。
こんなんでいったいどうすればいいのか、と悩み、それならばと底辺なりに上手くやっていこうと開き直る。
[感想]
多分普通の人間が異世界転生したらこうなるんじゃないかという様子が描かれている作品。
チートもなし特別な知識も特に持っておらず一番人口の多い農民に転生した主人公がほんとうに少しずつお金を稼いでいく物語です。最初は一人でしたが次第に仲間が増えていきます。でもそこまで強大な組織になるわけでもなく多分貴族に睨まれたら潰れる程度です。
普通に考えて転生したとしてもみんながみんなチートなんて持ってるはずもなく(そもそも転生することもほぼありえないが)その人間が異世界の生活を発展させられるほどの知識を持っているなんてまずないでしょう。まさにそれを体現した主人公が地道に生きていく物語となっていますが、つまらないかと最初は思っていたのですが結構面白いです。現実的だからそれほどツッコミもなく読めますし、主人公に共感できる部分もあります。
感想を読めばわかると思いますが無双や俺Tueeeeなどが読みたい方は絶対合わないと思います。よくある(自称)普通な人間が転生するのではなく本当に普通な人間が転生して日々を暮らしていく物語なので。
リアルな転生事情が読んでみたいというかたは是非一度読んでみてください。
もしかしたら自分が転生したときの参考になるかもしれませんよ。
[評価]
総合評価:7
恋愛:3
ハーレム:1
無双:0
チート:0
[その他]
完結済み
文字数:65万文字
読了時間:20時間程度
作品URL:https://ncode.syosetu.com/n1677db/




