122.転生者の私に挑んでくる無謀で有望な少女の話 ☆
[作者]
小東のら 様
[あらすじ]
『十で神童、十五で才子、二十過ぎれば只の人』
アーニャは私の幼馴染である。彼女は天才で、成績はいつもトップクラスで学校中の憧れの的であり、将来有望な少女である。でも彼女が挑んでくる勝負に私は1度も負けたことは無く、いつも悔しそうに泣きべそをかくのは彼女の方である。
それは何故か。それは私が『転生者』であり、前世の記憶を持っているためだ。
―――この物語は『転生者』である平凡な私と、『天才』である無謀で有望な少女との闘争のお話である。
[感想]
さて、初めて短編の紹介となりますが多分もう短編を紹介することはないと思われます。これ書いている途中に気づいたのですが、短編って感想書くとがっつりネタバレになるのでなんにも内容に触れられないんですよね 笑
ただ、そんな中でも紹介してしまうほどこの作品がよかったということを知っていて欲しいのです。
まあこの作品短編としてはかなり有名ですし知っているよ!という人も多いと思われます。
非常に将来が有望な天才少女、かたや前世の記憶があるだけの凡人である主人公、その2人が競い合いどのような結末を迎えるのか是非読んでみてください。
私は短編をほとんど読まないですしあまり心が動かされることはないのですが、この作品は最後まで読んだとき非常に充実感に満ち溢れました。連載小説ではなく短編で正解だったと思います。かなり綺麗にまとめられていましたので。
凡人と天才の織りなす心温まる物語、そんな物語を読みたい人は是非一度読んでみてください。
[評価]
総合評価:9.5
恋愛:7
ハーレム:0
無双:0
[その他]
短編
書籍化作品
作品URL:https://ncode.syosetu.com/n8273ds/